- 「忙しくて、いつも時間に追われている」
- 「ゆったりとした時間を過ごしたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
・『魔法の時間を作る50のヒント』中谷彰宏【著】の書評
・『魔法の時間を作る50のヒント』は、こんな人におすすめ
・『魔法の時間を作る50のヒント』のグッときたところベスト3
本記事では、『魔法の時間を作る50のヒント』のグッときたところを3つ引用し、書評を書いています。
この記事を読むことで、時間を作り出すことができるようになります。
Contents
【書評】時間を作る方法がわかる本 『魔法の時間を作る50のヒント』
本書の概要
時間術の本はたくさんありますが、その中でも本書は「時間を作る」ための具体的な方法が50個にまとめられた読みやすい本です。
どのページから読んでも、自分が抱えている問題に引っかかる項目が浮かび上がってきますので、解決のヒントを得ることができます。
本書に期待したこと
平等に与えられた1日24時間を「少しでも増やす」ことを期待しました。
毎日、「生産性」の言葉をいたる所で見聞きしていますので、ほとんどの人が時間が欲しいはずです。
時間は貴重です。
失った時間は2度と戻ってきません。
時間がたくさんあれば、やりたいことが思う存分できます。
・ゆっくり寝ていらる。
・本が読める。
・仕事ができる。
・遊べる。
時間がなければ、何かを捨てなくてはなりません。
「もっと時間を増やしたい、有効活用したい」と思う人は、何かしらの発見があります。
『魔法の時間を作る50のヒント』は、こんな人におすすめ
こんな方におすすめ
- 自分の時間を作りたい人
- 自分のリズムを作りたい人
- 成功したい人
著者のプロフィールを引用します。
中谷 彰宏
1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。
91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。
ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国でセミナー・ワークショップ活動を展開。
書名:『魔法の時間を作る50のヒント』
著者:中谷彰宏
文庫:117ページ
出版社:三笠書房
発売日:1998/2
『魔法の時間を作る50のヒント』のグッときたところベスト3
【第1位】ヒラメキを完成させるのは、後回しにしよう
時間がない時に、いいヒラメキは生まれる。完成させるな。削るのは後からいくらでもできる。
「ゆっくり考える時間がないから、いいアイデアが出てこない」と言う人がいます。
そういう人は、時間の使い方が下手な人です。
時間がないからこそ、いいヒラメキが生まれるのです。
削るのは後回しにして、思いつくままに、どんどん書き出しましょう。
ヒラメキがわいてくるスピードに手が追いつかなくて、殴り書きをするくらいでいいのです。
削ったり、完成させたりするのは、後からいくらでもできるのです。
せっかくヒラメキが浮かんだ時に、細かいところまで完成させるのは、時間とヒラメキの無駄づかいなのです。
準備万端にしてからでないと前に進めないほうですが、「やはり、どんどん戦場に出て必要なものに気づいて、実戦の中でレベルを上げていった方が圧倒的に時間効率は良い」と再認識しました。
「会社内のOJT教育も現場任せ感が強いなぁ」と思っていましたが、現場で仕事をして失敗をしながら仕事を覚えたほうがが、一番早く成長できるし収穫も多いものです。
まず、行動する。
後から必要なものを身につける。
とにかく準備はせずにどんどん前に進んでいく。
インプット不要で、まずはアウトプットすることで必要なものを知るのです。
準備は時間の無駄
・準備
・勉強
・インプット
最初に上記に取り掛かることは時間の無駄です。
上記は行動した結果として、取り掛かるかどうか判断すべきだからです。
たとえばTOEICのテストを受けて、その結果の点数が800点だったとします。
この時点で『中学英語の文法が基礎からわかる本』を読む必要はありません。
まずテストを受けたからこそわかったことです。
テストを受けずして、上記の本を読むべきかどうかは判断できません。
行動することで、本を読まなくても良いことがわかり、本を読む時間を削除することができたのです。
時間を作るヒントは、無駄なことに時間を使わないことなのです。
» アウトプットが苦手な人へおすすめ本【1万時間にインプットは除く】
【第2位】40点でスタートしよう
100点主義になると、いつまでも始められない。
40点でスタートすれば、やっているうちに80点になる。100点主義になると、絶対に時間はなくなります。
今の段階での合格ラインをクリアしていく形でいいのです。
60点の合格ラインで、次から次へとやっていくのが、時間を一番効率よく生かしていく方法です。
たとえば、作家でも遅筆な人がいますが、決してサボっているわけでも、仕事が遅いわけでもありません。
その人は完璧主義なのです。
しかし、どこまでやっても100%はあり得ません。
60点が合格ラインだとすれば、40点でスタートすればいいのです。
そうすれば、やっているうちに、80点までたどり着くのです。
実は、仕事にかけた時間とクオリティはほとんど関係ありません。
時間をかけても、クオリティはたいして向上しないものです。
励みになる言葉です。
本書を読んで、以下のように決意しました。
とりあえず始める。
振りかぶらない。
ブログ記事も40点でとりあえず公開していくことにします。
リライトで少しずつ点数を上げていきます。
時間効率としては、このやり方が一番良いです。
100点を目指すと4時間くらいかかってしまいます。
できれば1記事2時間で仕上げ、後日、30分ほどでリライトする段取りが理想です。
時間ではなく、量をノルマにする
今までのクセで、どうしてもブログに費やす時間をノルマにしていました。
1日7時間ほどです。
これは良くありません。
1記事をダラダラと書いてしまうからです。
最長で1記事を8時間かけて、ダラダラと書いていたこともありました。
完全な自己満足です。
今でも1日7時間をノルマにしており、量について決めていません。
「1日1記事+リライトを数記事できればいいかな」くらいに思っていました。
今後は量をノルマにします。
目標は1日3記事で10,000文字です。
これが達成できたら、その日は3時間でもブログを書くのをやめます。
生産性が上がったら嬉しいです
余った時間は次の日に備えて、下記などの別のことをします
・休む⁰
・遊ぶ⁰
・インプットする(読書など)
⁰・運動をするその日の調子に合わせて、自分をいたわりましょう
— こういち (@KoichiBlog) October 27, 2019
7時間かけても達成できなければ、他のこと(読書のインプット)はしないようにします。
最低でも1日1記事です。
本書を読んで上記のように行動が変わったので、読んだ甲斐がありました。
【第3位】短期で、見返りを求めないようにしよう
時間を使うことは、すべて自分への投資。
投資で成功するコツは、回収を焦らないこと。時間がかかるということは、人生にとって決してマイナスではありません。
時間を使うことは、すべて自分にとっての投資になるのです。
今時間を奪われている仕事が思い切り地味なものであっても、それは将来必ず、役に立つ時が来るでしょう。
一見時間の浪費に見えるような遊びでも、使った時間は、すべて将来の自分への投資なのです。
投資で成功するコツは、たった一つだけです。
それは、回収を焦らないことです。
ブログのことを言われているようです。
ブログは成果が出るまでに時間がかかるものです。
当ブログも本腰を入れて書き始めてから、6ヶ月がたちましたが月間の収益は2千円くらいです。
PVは上がってきていますが、収益の成果はわずかなもの。
「時間を費やしたところで無駄に終わるのではないか」という気持ちですが、「将来役に立つ時が来る」と信じるしかありません。
焦っても何も変わりません。
できることは焦らず、信じて、続けることだけです。
まとめ:時間を作り出し、毎日の生活を変えよう
どうやって時間を作るかは、人生の重要なテーマです。
本書で毎日の過ごし方が変わりました。
時間を常に意識するようになるからです。
本書には時間を作る50の具体例があります。
ハッとする言葉が集められています。
時間についてモヤモヤしている人へ本書を捧げます。
こういちより
P.S. 自分のために毎日の時間を作り出そう。
無料体験で読み放題(※ 無料期間中に解約すればお金はかかりません)
・Prime Reading | 30日間の無料体験:約1,000冊(本、マンガ、雑誌)
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