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うまい文章の書き方がわかる本【読書感想文・書評】

投稿日:2019年8月31日 更新日:

うまいと言われる文章の書き方

親愛なる君へ

  • 「800字でもスラスラと文章を書けるようになりたい」
  • 「うまい文章の書き方を知りたい」
  • 「ありきたりな文章をなんとかしたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

『150字からはじめる「うまい」と言われる人の文章の書き方』高橋フミアキ【著】を読みましたので、紹介します。
本記事を書いている私の読書量は、本日現在で一般書籍4,364冊+漫画1,320冊です。

本記事は、『150字からはじめる「うまい」と言われる人の文章の書き方』を読んで、自分の心にグッときたところを3つ引用し、読書感想文を書いています。

この記事を読むことで、うまい文章の書き方やテクニックについて知ることができます。

うまい文章の書き方がわかる本【読書感想文・書評】

うまいと言われる文章の書き方

なぜこの本を読もうと思ったのか

「文章をスラスラ書けるようになりたい」と思ったからです。

ブロガーとして毎日文章を書いていますが、ゼロから文章を書くのが苦しい時が多々あります。
書くまでに15分くらい1字も書けないこともあります。
そんな悩みを解決したく、本書を手に取りました。

読み終わった時の気持ち

全ページを何度も読み返したい気持ちになりました。
非常に読みやすく有益な本だからです。

読みやすい理由は3つあります。

・文章のあとに図でまとめて解説している。
・読者の悩みと解決策がセットで書かれている。
・150字、300字、800字と段階を踏んで「書く技術」が解説されている。

本書は文章のテクニックも豊富に書かれています。

今日はこのテクニックを試してみよう。
明日はこのテクニックで書いてみよう。
毎日試してみたくなる「書く技術」が豊富に盛り込まれているのです。

1回読んだだけで終わる本ではありません。
文章を書くときは手元に置いて、何度も読み返すべき良書です。

▼文章の注意点の一例▼

本書は7つの章で構成

目次

第1章.文章をうまく書けないのはなぜ?
第2章.「文章はこう書きなさい」には誤解がある
第3章.まずは短く書いてみよう
第4章.もう少し長く書こう
第5章.どこでも通用する文章を書く
第6章.”うまい”文章を書くテクニック
第7章.「もっといい文章」を書くための究極テクニック

『150字からはじめる「うまい」と言われる人の文章の書き方』は、こんな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • うまいと言われる文章を書くコツを知りたい人。
  • 文章のテクニックについて知りたい人。
  • 小学生からビジネスパーソン。

著者のプロフィールを引用します。

高橋 フミアキ
文章スクール主宰、作家。東京クリエイターズネット代表取締役社長。
作家・井伏鱒二と同じ広島県福山市加茂町出身。
広告代理店に10年間勤務し、広告制作にもたずさわる。
2007年に文章スクールをスタートさせ、年間500名以上に文章術を教えている。また、これまでに12名のビジネス書作家をデビューさせた。

書名:『150字からはじめる「うまい」と言われる人の文章の書き方』
著者:高橋 フミアキ
文庫:160ページ
出版社:日本実業出版社
発売日:2011/4/23


うまい文章の書き方がわかる本を読んで、自分の心にグッときたところベスト3

うまいと言われる文章の書き方

グッときたところを3つ引用します。

第1位 結論+3つの理由+再び結論

「とりあえず書く」は長い文ではむずかしい

800文字の文章を書こうとするとき、あなたは何を考えるでしょうか。
テーマが与えられれば、それに合った内容を考えます。ですが、テーマも何もないのであれば、今日あった出来事を書こうか、昔の思い出を書こうか、それともニュースに対する自分の考えを書こうかなどと思いをめぐらせるはずです。
とりあえずニュースに対するコメントを書こうと決めたとしても、書いているうちに支離滅裂になって、なかなか最後まで書けません。読み返してみるとちっともおもしろくないし、まとまりもありません。また一からやり直しです。そうこうしていると1時間が過ぎ、2時間が過ぎ、夜も更けていきます。

長くなるほど構成が大事

800文字ほどの文章を書くには、構成を事前に考えておく必要があります。このとき大切なのは、結論+3つの理由+結論、という回帰型の構成パターンです。
また、ノートに構成を書いてみるぐらいの準備はしておきたいものです。
この準備を面倒だからと省略してしまうと、かえって時間を浪費する結果になります。それでは、いい文章、うまい文章、わかりやすい文章は書けません。
むずかしく考えることはありません。ノートには「結論」「理由1」「理由2」「理由3」の4つの要素を書くだけでいいのです。

【解説】

まず、伝えたい訴求点は1つに絞ってください。そして、理由を複数ならべるときは3つにしてください。「3」という数字は不思議な力を持っているからです。2つでは少ないし、4つでは多い、3がちょうどいいのです。「3」という数字が一番落ち着きます。僕は「ゴールデン・スリー」と呼んでいます。
理由が2つしか思い浮かばないときは、無理にでももう1つ考え出すようにしているくらいです。4つも5つも浮かんだときは、似たような理由を1つにして3つにまとめるようにしています。
理由を述べるときには「理由は3つあります」とか「次に3つの理由を述べてみたいと思います」とか、前置きを必ず書きます。前置きがあると読者は「ああ、これから理由が3つも出てくるんだな」と心の準備ができるのです。そうすることで落ち着いて読んでもらえますし、すんなりと心に入ってきます。

本書には800文字の文章をスラスラ書くための方法が、上記を含めて全部で4つ書かれています。
その中でも上記の「結論+理由3つ+再び結論」が一番良いと感じました。

理由は3つあります。

3つの理由

1.構成パターンがシンプルで覚えやすい。
2.理由が3つあると説得力がある。
3.3つの理由は聞いている人も覚えやすい。

順番に解説します。

1つ目は、「結論+理由3つ+再び結論」の構成パターンは書く人が覚えやすいからです。
聞いたら忘れない、何度でも使える構成パターンです。
800文字の文章量は怖くなくなり、延々と文章が書けます。

2つ目は、理由が3つあると説得力があるからです。
ダラダラと4つ、5つの理由を書き並べても、内容が散漫になるからです。
不安定です。
グラグラしないためにも3点倒立のようにしっかりした理由を3つ考えて書いた方が説得力があります。

3つ目は、3つの理由は聞いている人が覚えやすいからです。
たくさんの理由を書いても聞いている方は覚えられません。
覚えられない理由は書いても意味がありません。
理由は3つまで書いて読者に刻みつけていくことです。

以上から800文字の文章をスラスラ書くための構成パターンは「結論+理由3つ+再び結論」がオススメです。

第2位 結論+エピソード型

まず結論を言う

伝えたいメッセージを最初に書いてしまうパターンです。そして、そのメッセージを補足するためのエピソードを後ろに書きます。この構成パターンは最も基本的で、習得しやすいものです。
まずはこの型を使って何度も文章を書いてみてください。わかりやすく、うまく伝える力が知らないうちに身についていくはずです。

エピソードは自分の体験だけではない

エピソードは自分自身の体験が一般的です。それ以外でも、人から聞いた体験、有名人のエピソードも使えます。映画やテレビ、小説で知ったエピソードなどが考えられます。
メッセージを伝えるためのエピソードが体験や映画などから見つけられなかったら、自分で創作する方法もあります。創作といってもむずかしく考えないでください。別に小説を書こうというわけではないのです。
ちょっとして「たとえ話」を作るのです。
A君とB君を登場させて、2人を対立させます。その対立する話の中で考え方の違いを明確にし、最終的に幸せになるのはどちらでしょうか、というような話を作ってエピソードの代わりにするわけです。

例文

ここに2人の少年がいます。A君は自転車を乱暴に扱いました。早く壊してしまい、新しい自転車を買ってもらうためです。一方、B君は大切に扱います。毎日雑巾で拭いてピカピカにしているのです。タイヤの空気をチェックし、油をさし、「いつもありがとう」と自転車に声をかけています。あなたが2人の父親だったらどうでしょう。新しい自転車を買ってあげたくなるのはどちらでしょうか。

上記は300字の文章を書く構成パターン「結論+エピソード」型です。
300字を書くための構成パターンは上記の他にも2つありましたが、上記を選びました。

理由は、エピソードの「たとえ話を作る」ことを初めて聞いたからです。

今まで文章の書き方の本を何冊も読んできましたが、これは初めてです。
エピソードの種類は下記です。

・自分自身の体験
・人から聞いた体験
・有名人の体験
・映画、テレビ、小説
・自分で創作したもの

「たとえ話」のエピソードを作ってみます。

ここに2人います。
Aさんの文章は「結論+エピソード」で自分自身の体験が多いですが、自分の体験以外のことは書けません。
Bさんの文章は「結論+エピソード」で自分自身の体験が多く、自分の体験がしたことでなければ「たとえ話」を自分で創作しています。
ライターとして仕事をお願いしたくなるのはどちらでしょうか。

これが「たとえ話」のエピソードを自分で作る構成パターンです。

文章を書くことが面白くなってきました。
本書を何度も読み込み、構成パターンの引き出しを増やしていきます。

第3位 名言中心型

名言を使うと書きやすい

「名言」や「いい言葉」は、いろいろな文章に使えます。短い文章のまとめの言葉に使えますし、人を激励する文章にも使えます。さらに、人と会話をするときやスピーチにも使えます。
ちょっとした酒の席や会合などで、人の知らない名言がスラスラと出てきたら気持ちのいいものです。
そのためには名言を覚えておかなければいけません。覚えるには書きとめておくことが一番です。文章の練習にもなるし、名言を覚えることもできます。まさに一石二鳥。

言葉によって書き方を変える

名言を見つけたら、150文字以内でノートに書いてみます。名言を使って書くときは、先に名言を書き、次にその解説をします。解説の手順は、その言葉の種類によって異なります。
偉人の言った名言なのか、テレビドラマや映画の中で見つけた名言なのか、あるいは書籍に書いてあった名言なのか……。それぞれ書き込む要素が違います。
次ページの例文を見ながら、どんな要素を、どの順番で書けばいいのか、その書き方を身につけてください。ポイントは、ひとことでもいいので自分の意見を、自分の言葉で入れてみることです。

上記は150字の文章を書くときの構成パターンです。
150字を書くには、他にも2つの構成パターンがありましたが上記を選びました。

理由は、私が本をよく読むため、名言に多く出会っているからです。

ツイートもしていますので、「名言+解説」の構成パターンでたくさんツイートができます。
名言は便利です。

・文章に使える。
・人を激励する時に使える。
・会話やスピーチに使える。
・ツイッターに使える。

本書を読んで名言への感度が高くなりました。

うまい文章の書き方がわかる本【読書感想文・書評】『150字からはじめる「うまい」と言われる人の文章の書き方』高橋フミアキ【著】まとめ

うまいと言われる文章の書き方

本記事では『150字からはじめる「うまい」と言われる人の文章の書き方』高橋フミアキ【著】の読書感想文を書きました。

本を読んで感じたこと

本書で解説されている10の構成パターンや、48の文章テクニックを使えば、文章を書くことが楽しくなります。

3つの理由は次の通りです。

1.構成パターンや文章テクニックを実際に試してみたくなる。
2.文章を書くことのハードルが下がる。
3.文章を書くのがうまくなり、書くのが楽しくなってくる。

本書を読んで、実際に試してみてください。

1回読んで、すぐに「うまい」と言われる文章を書くのはむずかしいです。
下記のサイクルを回して、初めて上達します。

本書を読む→実際に書いてみる→本書を読む→再度書いてみる

トライ&エラーです。
試行錯誤の数だけ文章は上達します。

ありきたりな文章は「自分の頭で考え、自分の言葉で書く」ことで打破できます。

以上、『うまい文章の書き方がわかる本【読書感想文・書評】』についての記事でした。

こーいちより

P.S. 本書を読み込んで、文章の引き出しを増やそう。



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こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2019年2月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新/月1万PV)、午後は本を1冊読み(本4,367冊/漫画1,328冊)、10kmを走り(月100km/サブ4達成 )・プールで3,000mを泳ぎ(週に2回)・5kgのダンベルで筋トレ(週2回)、子どもとPS4(ドラクエ11、バイオハザード5)で遊び、ときどき旅をしています。

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