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社畜を辞めたいと思ったら読む本【読書感想文・書評】

2019年4月22日

社畜のススメ

親愛なる君へ

  • 「何となく働きながらモヤモヤ感が拭えない。自分のサラリーマン人生、リセットボタンを押したほうがいいんじゃないか」
  • 「部下の指導がどうもうまくいかない。甘やかすのも良くないが、厳しくすると嫌われるのではと恐れている」
  • 「会社のどこが間違っているのかわからない」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

『社畜のススメ』藤本 篤志【著作】を読みました。
本記事を書いている私の社畜歴は18年間です。
社畜一筋で身も心も会社に捧げた結果、現在は体と心を壊して休職中です。

本記事は、『社畜のススメ』を読んで、自分の心にグッときたところを3つ引用し、読書感想文を書いています。

この記事を読むことで、社畜としての新しい生き方を知ることがができます。

社畜を辞めたいと思ったら読む本【読書感想文・書評】

社畜のススメ

なぜ本書を読もうと思ったのか

「社畜」というキーワードに惹かれて購入しました。
本書は決して社畜をススメているわけではないです。
社畜礼賛というよりは「ビジネスマンとしての働き方について書かれている」という印象を持ちました。

社畜として18年間仕事をした自分とは何か

私は旅行会社の社畜として18年間勤務し、体と心を壊しました。
現在は会社に籍は残しつつ、2019年2月より休職しています。

社畜時代は何の疑問も持たず、下記スタイルで仕事をしました。

・朝7時に出社して、早朝の時間を有効活用して仕事をする(前業代はつけず)
・数年前までどんな仕事をしても残業代は月に20時間までしかつけられなかった。
・自分が悪くなくても、仕事を取るためにお客様にはとりあえず謝っておく。
・お客様のリクエストにNO回答はしない(必ず代案がある)
・仕事は相手が期待する100%以上のものを提出する。
・社内の嫌な仕事も絶対に断らず、すべて引き受ける(無理な場合は何かしらの代案をだす)
・社内の誰もやりたがらないボランティア活動を7年間、我慢して活動する。
・部長には絶対に意見しない。
・社内評価を必要以上に気にする。
・早く帰ることに罪悪感を感じる。
・有給休暇や夏休みは取らない(仕事が溜まるから)
・休日出勤をして仕事を終わらせる(残業代がつくのでタイムカードはつけない)
・添乗の下見に自腹で行く(これは半分遊びだから喜んで行きました)
・自腹でボールペンを購入する。
・仕事が終わらないため深夜3時まで仕事をして、翌日は休日にも関わらずお客様のところへ謝罪に行く。
・最寄駅付近で倒れてしまうくらい仕事をしても会社を辞めない、改善しない。
・慢性蕁麻疹になっても1年半、我慢して仕事を続ける。
・慢性蕁麻疹、抑うつ、睡眠導入剤の3種類の薬を1年半、飲みながら仕事に邁進する。
・転職が選択肢に入っていない。

上記を「社畜」と言います。

自分の意思を失い、思考停止で、我慢しながら死んだように仕事を続ける。
毎日会社を辞めたい、死にたいと思いながら、死んだように仕事を続ける。
奴隷のように腐った目をしながら、何度でも立ち上がりながら仕事を続ける。

私の会社員時代は地獄絵図でした。
離職者が多いので、後輩が育ちません。
会社を辞めたいと思っても、給与は下がる、条件は悪くなるなどの負のイメージから抜け出せず、会社にしがみついていました。

本書を読んで思ったこと

社畜であることは「自分の能力を引き出せ、スキルアップできるという面から見れば、大事なことなんじゃないか」と考えを新たにしました。

ただ、私の場合は社畜期間が長すぎたように感じます。

社畜は長くて10年もやれば十分です。
私のように心と体を壊してしまっては元も子もありません。

本書は6つの章で構成

目次

第1章.「自分らしさ」の罪
第2章.個性が「孤性」になる悲劇
第3章.会社の「歯車」となれ
第4章.ビジネス書は「まえがき」だけ読め
第5章.この「ウソ」がサラリーマンをダメにする
第6章.「クレバーな社畜」がベストの選択

『社畜のススメ』藤本 篤志【著】はこんな人におすすめ【社畜になりたくない人へ】

こんな方におすすめ

  • 社畜になりたくない若いサラリーマンの人たち。
  • 社畜をやめたい上司、先輩サラリーマンの人たち。
  • 経営者。

著者のプロフィールを引用します。

藤本 篤志
1961(昭和36)年大阪生まれ。大阪市立大学法学部卒。
USEN取締役、スタッフサービス・ホールディングス取締役を歴任。
2005年、(株)グランド・デザインズを設立して代表取締役に就任。

書名:『社畜のススメ』
著者:藤本 篤志
文庫:191ページ
出版社:新潮社
発売日:2011/11/1


社畜をやめたいと思ったら読む本を、自分の心にグッときたところベスト3

社畜のススメ

第1位 社畜のすすめ

サラリーマンにとって、親に相当するのが会社、もしくは上司です。栄養とは、経験を含めた知識です。上司に身を委ねるということは、知識の取捨選択をすることなく、会社側が教えようとしていることを実践を通して、すべて受け入れるということなのです。すべてを受け入れることにより、栄養の偏りの結果生じる虚弱体質になる確率は相当軽減され、成熟した大人、つまり歯車を動かす側の立場を十分に担える偏りのない知識が身に付いた、成熟サラリーマンになる土台を築くことができるのです。

自分らしさや個性を捨て、最初の下積み期間は模倣に徹し、「守破離」の守を徹底することが述べられています。
「言われた通りにまずは実行しよう、それが成長に繋がるんだ」と。

私も入社当時は真似することが精一杯で、「仕事に独自性を出そう、自分の色や工夫を加えよう」とかは思いませんでした。
実際、余裕もなかったのです。

「守」の時期に必要なのは、模倣と既存の組み合わせです。

会社員時代、旅行会社での行程作成もモデルコースの模倣と、過去のコースの組み合わせでした。
スパイスとして、たまに自分が旅行した時に面白かった観光地を混ぜることはしました
あくまで基本は模倣です。

著者によるサラリーマンの成長ステップ

1.ひたすら知識カードを増やす
2.知識カードを組み合わせる練習を繰り返すことで検索エンジンを磨く
3.応用を実践することで、さらに知識が増え、検索エンジンの能力も向上する

会社員の「守」の時代に叩き込まれた仕事の仕方は今でも役に立っています。
ワークライフバランスも何もあったものではなかったですが、当時の経験が自分の基礎を作ってきたのは事実です。

心身に影響が出るようなブラック企業は即刻、見切りをつけるべきですが、ブラック企業でなければ、頭ごなしにサラリーマンを否定する必要はありません。

自分のやり方次第で会社から学べるもの、吸収できるものはあるのです。

「守破離」とは、人が成長していくプロセスの重要性を説いたものです。
「守」の段階では、師に決められた通りの動き、形を忠実に守る。
「破」の段階では、「守」で身につけた基本に自分なりの応用を加える。
「離」の段階では、これまでの形に囚われず、自由な境地に至る。

第2位 社畜度テスト

社畜度テストが掲載されているので、以下に10個掲載。

□会社の悪評や批判に接したときは、我がことのように腹が立つ
□プライベートで先約があっても、仕事に入ったら仕事をついつい優先してしまう
□家族よりも会社の人と顔を合わせている時間が長い
□会社の同僚や先輩に仕事で差を付けられたくないし、またその努力もしている
□仕事とプライベートのオンオフを明確に使い分けられない
□寝る前にふと考えることは、仕事のことが多い
□休日でも、仕事関連の本や雑誌をよく読む
□社内の派閥やグループ活動に積極的に参加している
□結婚式に呼ぶ知人は半分以上が会社関連の人だった(になるだろう)
□社是、社則など会社の決まりごとは一字一句覚えている

5つ以上当てはまると立派な社畜です。

私は会社員時代の状況でテストすると、6個当てはまっていました。
当てはまらなかった4つは、1番目、8番目、9番目、10番目です。
会社への忠誠心はなかったので、会社の悪口は聞き流せました。

当てはまった6個から思い出した具体例は以下の通りです。

・会社の携帯を休日でも持たされ、外出しても携帯を所持しなくてはならない。
・休日でも熱心にビジネス書を読みあさる。
・常に仕事のことを考えている。
・家に仕事を持ち帰る。
・仕事を最優先する。

常に仕事です。
人生は仕事そのものでした。

仕事が辛いと人生が辛い。
仕事を辞めたいと、人生をやめたい。

そんなことをずっと思っていました。

休職している今、チェックしてみる

休職している現在、チェックしてみると4つ当てはまりました。
下記、具体例です。

・他の人に負けられないのでブログで努力している。
・ブログはプライベートでも常に書いている。
・寝る前も含めて常にブログのことを考えている。
・休日でもブログ関連の本やnoteを読む。

セルフブラック企業が入っていますが、好きでやっていることなので苦になりません。

ブログは私にとって、『仕事×勉強×遊び』が合体したものです。

気持ちはプロとして書いています。
趣味の家庭菜園ではなく、プロの百姓として書いています。

原動力は「2度と社畜に戻りたくない」です。

第3位 ダメな社畜にならないために気をつけてほしいこと

奴隷社畜にならず、クレバー社畜になるための18か条です。

  1. 配属三ヶ月で自分のセンスを見極める
  2. 分不相応に焦らない
  3. 会議では意見、質問をする
  4. 時の上司に対する感情で会社を評価しない
  5. 社畜時代は、管理職になるための通過儀礼だと心得る
  6. 他人の悪口は言わない
  7. すべて一歩早く
  8. 他の世代を見下さない
  9. 社内人脈は成り行きではなく意図的に広げる
  10. 社内報など社内情報には気を配る
  11. 成功者の結果だけを見ない
  12. 通勤電車では読書を
  13. 継続的な情報収集を心がける
  14. 余計な評判は気にしない
  15. できない理由を真っ先に考えない
  16. 自分の「見え方」を意識する
  17. 目先の勝ち負けにこだわらない
  18. 謙虚さは最大の武器と心得る

情報収集は社畜でも社畜でなくても大事です。
一番共感できる部分です。

電車に乗るとツイッターをやりたくなりますが、ある程度まとまった時間であれば読書がオススメです。
ツイッターは数分の隙間時間にやるのがベストです。

本がなければ中吊り広告を見て、世の中のトレンドをつかみましょう。

社畜を辞めたいと思ったら読む本【読書感想文・書評】『社畜のススメ』【藤本 篤志】まとめ

仮面社畜のススメ

本記事は、『社畜をやめたいと思ったら読む本』の読書感想文・書評について解説しました。

私は18年間、会社員生活を送りました。
完璧な社畜時代は、1日16時間働いていた時期もあります。
朝6時に出社して、昼食もロクに取らず24時まで仕事をするのです(休憩を1時間×2回はさむ)

残業代はつけられませんでしたが、最大限仕事をした充実感と満足感に浸っていました。
完全にブラック社畜だったと感じます。
会社のために働く自分に酔っていたのです。

本書は入社3年目くらいまでに読んでおいた方が有益

「いつ読んだら遅い」というのはありませんが、入社3年目くらいまでだと働き方の修正しすいからです。
決して社畜をススメているわけではなくて、「こんな働き方もあるよ」と語りかけてくるビジネス書です。
本書では「社畜」はあくまでキーワードです。

社畜という守の時代にいかに基礎を吸収すべきか。
作者が言いたかったことです。

本書を読めば、社畜を違った角度から見ることができます。

以上、『社畜をやめたいと思ったら読む本【読書感想文・書評】』についての記事でした。

こーいちより

ポイント

P.S. 社畜から自由になろう。


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こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2019年2月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新/月5.1万PV)、午後は本を1冊読み(本4,387冊/漫画1,334冊)、10kmを走り(月100km/サブ4達成 )・プールで50m×60本を泳ぎ・5kgのダンベルで筋トレ(いずれかを週に計3回)、子どもとPS4(ドラクエ11、バイオハザード7)で遊び、ときどき旅をしています。

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