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説明が上手くなるコツは母親にわかる言い方『説明の達人に変わる本』

2019年8月18日

説明が上手くなるコツは母親にわかる言い方『説明の達人に変わる本』
  • 「説明が上手になりたい」
  • 「説明がわかりにくいと言われる」

この記事はそんな方へ向けて書いています。
『説明の達人に変わる本』中谷 彰宏【著】を読みました。

本記事は、『説明の達人に自分に変わる本』の書評です。
この記事を読むことで、説明が上手くなる方法を知ることができます。

身近な人への説明だけじゃなく、仕事でもプレゼンや合コンでの自己紹介でも「話す」のスキルアップに役立つ本です。

説明が上手くなるコツは母親にわかる言い方『説明の達人に変わる本』

説明が上手くなるコツは母親にわかる言い方『説明の達人に変わる本』

概要

説明することを63個の具体例を交えながら、わかりやすく書かれています。

人に説明する場面はたくさんあります。

買い物
添乗員の挨拶
病院で自分の症状
お客さまへのプレゼン
会社での仕事のやりとり

上記は一例ですが、毎日のように説明をしているのです。

説明は難しいです。
仕事で上司に「この案件、どんな感じ?」と質問されると、どこまで説明したらいいのか、何を求めているのかわからなくて困る時があります。
あとから「こう説明すべきだった」「この数字を使うべきだった」と考えてしまいます。
内省しても説明はなかなかうまくなりません。

具体例を読むことで、説明が上手くなるコツを学ぶことができます。

本書は7つの章で構成

目次

第1章.説明の達人になる意識革命。
第2章.相手の心を開くコツ。
第3章.わかりやすい説明のコツ。
第4章.相手の興味を引くコツ。
第5章.100人を説得するコツ。
第6章.絶対にくつがえせそうにない相手を、くつがえすコツ。
第7章.もっと聞きたいと言わせるコツ。

『説明の達人に変わる本』は、こんな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • せっかくいいアイデアが浮かんでも、説明がヘタで説得できない人
  • 説明がヘタで、誤解されて損をしている人
  • 仕事でも恋愛でも、コミュニケーションがうまくなりたい人

著者:中谷 彰宏のプロフィールを引用

1959年4月14日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。
博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立。

書名:『説明の達人に変わる本』
著者:中谷 彰宏
文庫:155ページ
出版社:全日出版
発売日:2004/9/13


『説明の達人に変わる本』のグッときたところベスト3

『説明の達人に変わる本』のグッときたところベスト3

グッときたところを3つ紹介します。

【第1位】母親にわかる言い方で、説明する

私が本を書く時には、私の母親を読み手の基準にしています。
父親は、多少むずかしく書いてもついてきてくれます。
ところが母親は、読んでいる途中で「ちょっと、むずかしいわ」と言うのです。
こんなふうにはっきり「むずかしい」と言われれば、相手が理解できていないことがわかります。
でもふつうは、説明を聞いていて途中でわからなくなったとしても、できるだけ話し手に好意的に思われたいので、「ん?」と首をかしげることができません。
「言っている意味がよくわからない」とはなかなか言い出せない。
話しているほうは、相手がうなずいているので、通じていると勘違いします。
それで説明に失敗するのです。
私は、母親がわかるように説明するために、
言葉づかいを工夫したり、たとえ話を入れたりします。
「むずかしい」と言ってくれる相手を基準に説明することです。
私の書く本はそれを心がけているので、読みやすいのです。
哲学書を読みこなせている人を基準にすると、「わからない人は知的レベルが低い」と言って切り捨てることになります。
それは説明する側の努力が足りないのです。

当ブログは過去の自分へ向けて書くようにしていましたが、母親を想定して書いたことは一度もありませんでした。

親でもわかるようにわかりやすく書くことも大事です。

今までは「わからない人はわからないでもいいかな」と思うことがありましたが、そうするとたくさんの人を切り捨ててしまうことになる場合もあるのです。
母親や他の誰か「難しい」と言ってくれる人に向けて、噛み砕いて文章を書いてみることも、わかりやすく説明するコツの一つだと感じます。

会話でたまにあるのが相手がうなずいて聞いてくれていた割に、実はあまり理解してもらえていなかったことです。

相手の理解度がこちらの求めている理解度に達していなくても、相手は自分の基準でうなずいてしまうので注意です。

説明の最中に、こまめに理解度を確認した方が良いのです。

【第2位】1回で理解させようとするから、イライラしてしまう

説明する時にゴチャゴチャ情報を詰め込むのは、間違ったサービス精神です。
相手を満足させ、相手を喜ばせ、相手に理解しやすくするのが本当のサービス精神です。
「なんでもたくさん詰め込んであったほうが喜ばれる」という思い込みがあります。
でも、これは送り手の自己満足にすぎません。
説明は、受け手が満足しなければならないのです。
相手が「わからない」と言った時に、「何回言ったらわかるの」という言葉だけは、言ってはいけません。
せっかく相手が「わからない」と言ってくれたのですから、手を変え品を変え、たとえ話を変え、アプローチを変えて、何度でも説明してあげるのです。
説明のアングルを180度変えたり、90度変えたり、10度変えたり、さっき言ったことをもう1回繰り返したりします。
何度もアプローチすることで、突破口を見出せるのです。
「もう1回説明して」と言われた時に、「これ以上説明できない」と投げてしまってはいけません。
そういう人は、相手を思いやる姿勢が欠落しています。
相手にわかってもらえるまで、何度でも説明する覚悟を持つことです。

今までは「あらゆる情報を詰め込んだ方が、聞いてくれる人にとって良いことだ」と思っていました。
逆です。
情報がありすぎると複雑になるし、わかりにくいのです。

理解しているところを再度聞かされたりした際は、うんざりするケースもあるのです。

情報はシンプルにまとめて伝え、聞かれたことだけ詳しく説明する。
そんなスタンスでも良いのです。

仕事でも新入社員教育の際は、わかるまで何度でも説明するべきです。
わからないと途中で切り捨てたくなりますが、根気強くリダイヤルし続けることが大事です。
» ついイライラしてしまう人に捧げる本『イライラしない人の63の習慣』

【第3位】全部を理解してもらおうとすると、1つも理解してもらえない

説明する時に失敗するのは、一気に全部を理解させようとするからです。
5つの話をしようとする時に、一気に全部を理解してもらおうとしても、うまくいかないことが多いので、そこで「通じない」と諦めてしまうのです。
大切なことは、説明する側が諦めないことです。
説明される側が「わからない」とくじけそうになっている時に、説明する側までもがくじけてはいけないのです。
私が講演や研修で説明する時は、5つのうち1つが通じればいいと思っています。
1つでも通じたら、それが突破口になるのです。
一番通じたものを出発点に、そこからジワジワ理解させていくのです。
そうしていくと、くじけることはありません。
1つも理解できないということはないのです。
説明するうち、必ず1つは理解してもらえます。
その1つを見出すことができたら、2つ目、3つ目を理解させるのに、それほどエネルギーは要らないのです。

まず一つ理解してもらうと、それを突破口に次々と理解してもらえます。

「たくさん理解してもらう必要がある」と焦らずに、まずは1つだけ理解してもらう。
そのためには1つのことをキチンと伝えることが大事です。

ついつい焦ってしまい、盛りだくさんにしがちです。
たった1つだけ本丸を理解してもらいましょう。

一時が万事です。

仕事でもまずは1個片付けると、他がスイスイと進むことがあります。
ブログでもまずは1文を書くと、2行目、3行目を書きたくなります。
銀行口座が開かれたように通帳に記入されていきます。

すべては連鎖です。

最初の1歩目をいかに軽く始められるか。
フットワークの軽い人は、いつでも説明上手です。

まとめ:説明で人に元気を与えよう

説明の達人に変わる本

作者が伝えたかったこと

以下のとおりです。

説明で相手を元気にさせたい。
説明とは「勇気や希望、具体的な行動につながる」

勇気や希望を与える説明なんて聞いたことも、意識したこともなかったです。

料理の作り方を説明して、相手に料理をさせるだけではなく、勇気や希望を与えられたらカッコいいです。

説明は、応援歌です
説明は、相手の背中を押すものです
説明は、自分も相手も変えるものです

本書の具体例を試してみたくなる本です。

こういちより

P.S. 説明で人に元気を与えよう。


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