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1分で伝える方法がわかる本【読書感想文・書評】

投稿日:2019年8月4日 更新日:

1分で伝える力

親愛なる君へ

  • 「伝える力をつけたい」
  • 「思わず動きたくなる話し方について知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

『1分で伝える力』中谷 彰宏【著】を読みました。
本記事を書いている私の読書量は、本日現在で一般書籍4,359冊+漫画1,319冊です。

本記事は、『1分で伝える力』を読んで、自分の心にグッときたところを3つ引用し、読書感想文を書いています。

この記事を読むことで、1分で伝える方法を知ることができます。

1分で伝える方法がわかる本【読書感想文・書評】

1分で伝える力

本を知ったきっかけ

中谷彰宏さんの公式ホームページより本書を知りました。
毎月、数冊出版されている著者のファンです。
定期的にホームページをチェックし、本の内容を問わず購入しています。

本書から何を解決したかったのか

物事を伝える力をつけたいです。
私のブログ(クロニクル)を読んでくださる方へ、伝わる文章を書きたいのです。

言葉で伝える力は、文章で伝える力に通じるところがあると考えます。
言葉で伝える力をつけることによって、ブログの文章力の向上を期待しました。

最終的に目指すところは下記の通りです。

文章で伝える力をつける

読者に文章が伝わる(読者のインプット)

読者が行動する(読者のアウトプット)

読者が文章を読んで、伝わり、行動する。

これが私の解決したかったことなのです。

本書は7つの章で構成

目次

第1章.切り口で、伝える。
第2章.構成で、伝える。
第3章.伝え方で、動きたくなる。
第4章.負けて、勝つ。
第5章.話し方で、伝わる。
第6章.伝え方で、好感度を上げる。
第7章.伝え方で、損をしない。

『1分で伝える力』は、こんな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 「あなたの話は何を言ってるか、わからない」と言われた人。
  • 「話が長い」と言われた人。
  • 「話はわかるけど、納得できない」と言われた人。

本書では1分で伝える力をつけるにはどうすればいいのか、61の具体例を用いて説明しています。
「真面目すぎて全てを説明しようとして何も伝わらない」と悩む人におすすめの1冊です。
伝えるポイントを知りたい人へ本書を捧げます。

著者のプロフィールを引用します。

中谷 彰宏
1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。
91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。
ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国でセミナー・ワークショップ活動を展開。

書名:『1分で伝える力』
著者:中谷 彰宏
文庫:208ページ
出版社:星雲社 
発売日:2019/7/23


1分で伝える方法がわかる本を読んで、自分の心にグッときたところベスト3

1分で伝える力

グッときたところの3箇所を引用しつつ解説します。

第1位 アイデアのデメリットを、相手に言われる前に、自分で出し切る

提案者はどうしてもメリットを語りたいのです。
デメリットは語りたくありません。
デメリットを突かれるのはイヤです。
企画自体が、メリットよりデメリットが大きく感じられるからです。
相手は、メリットよりデメリットを心配します。
メリットよりも、「デメリットは何か」を聞きたいのです。
相手が納得するのは、メリットの大きさではありません。
デメリットを見える化したほうが、「この人はデメリットを先にたくさん言ってくれているんだな」と、安心するのです。
一番信用されないのが、「こんなに儲かるんです。デメリットはゼロ」「ノーリスク」という話です。
先に「リスクは、こことこことここにあります」と全部出してくれると、「リスクはあってもこれだけなんだな」と、納得できます。
将棋と同じです。
「自分ならここを打たれたらイヤだな」というマス目は、先に自分が打ちます。
相手は、メリットを探していません。
話を聞きながら、「デメリットはどこか」と、ずっと探しています。
相手が「よし、これ、やってみよう」と思うのは、「デメリットはこういうところがあります。そうなったらこうしましょう」と言われた時です。
提案をする時は、まずデメリットをいうことが大切です。
お金を借りに行く時は、「ほかに借金はこれだけあります」と正直に言うと、金融機関に信用してもらえます。
たとえ内緒にしても、金融機関が調べれば、他でどれだけお金を借りているかはわかります。
あとから別の借金がわかると、「デメリットを隠していた」と信用がなくなるのです。

デメリットは全て出し切りましょう。
信用してもらえるからです。

面も裏も見せてしましましょう。

ついデメリットは隠したくなります。
デメリットを隠しておくことのデメリットがあります。

デメリット

・「デメリットがバレたらどうしよう」と思い、消耗する。
・メリットばかりだとデメリットがわからず、全体像がつかめない。

・メリットばかりだと、うさんくさく、信頼感が持てない。

悪いことやデメリットは先に言ってしまうことです。
相手は安心できますし、自分も安心できます。
安心は余裕を生みます。

デメリットを言うことのメリットは下記です。

・相手に信用してもらえる。
・自分が安心でき、余裕が生まれる。
・相手も安心でき、余裕が生まれる。

都合の悪いことを先に言ってしまうことは、メリットしかないのです。

あえてデメリットを話した方が良いのです。

心配性の人はデメリットを聞いただけで決断を渋ります。
こういう場合はデメリットを強調しないように話すのです。
メリットをたっぷりと強調したうえで、デメリットを話します。
最後に「大丈夫です。心配はいりません」とハッキリと言い、デメリットの印象を薄めましょう。

第2位 100%よりも、1%のほうが伝わる。懇切丁寧な話ほど、わかりにくい

伝わるのは、100%のうち1%です。
100%は1%です。
1%が100%なのです。
私は、映画評論家の淀川長治さんと浜村淳さんに映画の話し方を教わりました。
浜村淳さんも淀川長治さんも、映画のワンシーンしか語っていません。
私もそれに倣って、ワンシーンを丁寧に話します。
全体のあらすじを話ても面白くありません。
第一、ネタバレします。
聞いた人もつまらないし、「もう見た」という気分になります。
面白いワンシーンを語ることで、「そんな面白いシーンがあるなら、全体も面白いに違いない」と思ってもらえるのです。
本をパラパラと読んでも面白くありません。
1ページでも読んでみると、面白いかどうかがわかります。
これが要約です。
その1ページに、すべてのエッセンスが込められています。
これは図形の部分と全体が自己相似になっているという「フラクタル」の考え方です。
建築家のアントニ・ガウディは、サグラダ・ファミリアの一部分をつくりました。
一部で全体がわかるように設計したのです。
設計図ではありません。
一部分の中に全体があるのです。
1%を丁寧に語ることは、100%をアバウトに語るより、はるかに大切です。

良いことを聞きました。
このブログ(クロニクル)の読書感想文・書評も「3つの引用を丁寧に解説していこう」と思えたからです。
たくさんを説明する必要はないのです。
下記の言葉を思い出します。

神は細部に宿る。
一事が万事。

映画の感想ブログでもグッときたシーンを3つ説明するだけでOKなのです。
漫画の感想も同じです。
全体を説明する必要はないのです。

1%が100%とは、一時が万事ということなのです。
むしろ100%を説明しようとしても伝わりません。
たった1%を丁寧に説明するだけでいいのです。

体験談

以前、友人に英語のおすすめ参考書を教えました。
その時、説明した内容は『theの使い方』についてです。
私自身が参考書の『theの使い方』の説明に感銘を受け、いかに感動したかを丁寧に説明したのです。
後日、友人は参考書を買っていました。
「参考書を買った方がいいよ」とは一言も言っていません。
1%で100%が伝わったのです。

体験談を振り返ってみて、伝わったのだと思い出されます。

全てを説明する必要はありません。
1%だけ気持ちを入れて、伝えていきましょう。
たったの1分で100%を伝えることができるのです。

第3位 相手の予想を、裏切る。情報は、相手も知っている

相手が知らない話は、自分自身の体験です。
すべての人は、1人1人違う体験をしています。
「昨日、○○へ行ってきた」という話は、誰も知らないのです。
情報化社会になればなるほど、情報と個々人の体験とのギャップが生まれます。
流れている情報は、ほとんどがコピペです。
誰かがネットで見た情報が、ネットにコピーされていきます。
量は多いですが、体験情報が極めて欠落しているのです。
体験料の多い人は、ネットには上げません。
体験料の少ない人は、コンプレックスから「私はこんなに体験しています」ということを知ってもらいたくてネットに上げるのです。
レストランで料理の写メを撮ってインスタに上げる人は、そのレストランにあまり来ていない人です。
一見さんなので、裏メニューを出してもらえません。
裏メニューを出してもらう人は、それをネットに上げないのです。
ここで「芸能人が勧めるお店」という情報がウソだとわかります。
芸能人が教えるのは、自分では行かない、まあまあのお店です。
それが「芸能人がよく行くお店」として紹介されます。
自分のお気に入りのお店をネットでバラしたら、人が大ぜい来ます。
自分にも都合が悪いし、仲間にも申し訳ないです。
「昨日○○というお店に行ったら有名人がいました」という体験は、いわゆる「有名人が通うお店」ではありません。
これがギャップです。
伝える力は、勝負がつきます。
ある同じテーマで伝えた時に、Aさんは通らなくて、Bさんは通るのです。
Aさんは、ネットで検索した情報を伝えました。
Bさんは、パソコンもネットも使えませんが、「自分はそこに行きました」という体験を伝えました。
情報よりも、実際の体験のほうが圧倒的に強いのです。
体験しているのに、それを言わないのはもったいないです。
体験の話は、誰も持っていない情報です。
それを伝えたら勝てるのです。
情報化社会で求められているのは、圧倒的に体験です。
体験は、ほかの人と違う、自分だけのものなのです。

体験談を伝えればオンリーワンになれます。

理由は誰一人、同じ体験はしていないからです。
一緒に旅行に行っても、何を見るか、何を感じるかは人それぞれです。
同じ体験談は存在しないのです。

ネット情報は権威性のないものもたくさんあります。
誰が書いたかわからないので、信頼性がありません。
このブログ(クロニクル)も顔出しはせず、匿名で運営していますので、信頼性はないかもしれませんが、今回の読書感想文・書評は実際に読んだ体験を書いています。
これは間違いのない事実です。

ネットで寄せ集めた文章は1行もありません。
『百聞は一見にしかず』なのです。

自分自身の体験談があれば、どんどん書いていきましょう。
体験したことが最も強いです。

体験談

旅行会社で仕事をしていた時に辛いのは、お客様から「ここに行ったことある?」と聞かれることでした。
行ったことのないホテルや観光地、国はたくさんあります。
全てを行くことは不可能です。
私が心がけていたのは、社員旅行などの添乗が決まると必ず下見に行くことでした。
実際に行くことで説得力が生まれ、自分に自信がつきます。
自信は余裕となって、当日の添乗を助けてくれたものです。

添乗前は必ず下見に行きました。
大事なお客様の接待などでも下見できるのであれば、全て下見をしていきましょう。

体験したことは間違いありません。

ネットからもある程度の情報を拾うことはでき、頭では理解できます。
体で覚えることはできません。
実際に自分の目で見て、匂いを嗅いで、味わって、触ってみて、初めて体で覚えられるのです。
血肉化できるのです。
伝えられる力が増すのです。

誰も持っていない体験談が一番強く、一番伝わるのです。

1分で伝える方法がわかる本【読書感想文・書評】『1分で伝える力』中谷 彰宏【著】まとめ

1分で伝える力

本記事では『1分で伝える力』中谷 彰宏【著】の読書感想文について書きました。

「どんな話でも、1分で、要約できる」
本書の冒頭に書かれているこの文章に、読んだ感想の全てが要約されています。
著者が一番伝えたかったことです。

本を読んでどう変わったか

なんでも1分で要約できるようになりました。
結論+体験談だけで、全て説得力を持って伝えることができます。

冒頭で以下のように伝えるように変わりました。

・結論を伝える(一言で言うと)
・共感を得る(あるある)
・「簡単です」と伝える
・面白いところから話す

すぐに実践できる具体例が61個あります。
一つずつ試してみるのも面白いです。

相手の時間は貴重なものです。
1分で伝える力を身につけていきましょう。

以上、『1分で伝える方法がわかる本【読書感想文・書評】』についての記事でした。

こーいちより

P.S. 1分で結論、体験談を話そう。



中谷 彰宏さんの他の著作 

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こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2019年2月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新)、午後は本を1冊読み(本4,361冊/漫画1,320冊)、10kmを走り(月100km/サブ4達成 )・プールで3,000mを泳ぎ(週に2回)・5kgのダンベルで筋トレ(週2回)、子どもとPS4(ドラクエ11、バイオハザード4)で遊び、ときどき旅をしています。

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