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クリエイティブとは盗んで組み合わせることだとわかる本【読書感想文・書評】

2019年7月24日

クリエイティブの授業

親愛なる君へ

  • 「クリエイティブになりたい」
  • 「創造的なアイデアをたくさん出せるようになりたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

『クリエイティブの授業』オースティン・クレオン【著】を読みましたので、紹介します。
本記事を書いている私の読書量は、本日現在で一般書籍4,355冊+漫画1,313冊です。

本記事は『クリエイティブの授業』を読んで、自分の心にグッときたところを3つ引用し、読書感想文を書いています。

この記事を読むことで「クリエイティブとは盗んで、組み合わせることだ」とわかることができます。

クリエイティブとは盗んで組み合わせることだとわかる本【読書感想文・書評】

クリエイティブの授業

本書に期待したこと

「オリジナルとは何なのか、創造的とはどういうことか」の疑問に対する答えが書かれていると期待しての購入しました。
期待した回答も得られますが、それ以外の考えにも触れることができます。

「創造的になるために」という題材について、多数の著名人の言葉の引用があり説得力がある本です。

オリジナリティを発揮したい人は必読です。

本書は10の章で構成

目次

第1章.アーティストのように盗め!
第2章.自分探しは後回し
第3章.自分の読みたい本を書こう
第4章.手を使おう
第5章.本業以外も大切に
第6章.いいものつくって、みんなと共有
第7章.場所にこだわらない
第8章.他人には親切に(世界は小さな町だ)
第9章.平凡に生きよう(仕事がはかどる唯一の道だ)
第10章.想像力は引き算だ

『クリエイティブの授業』は、こんな人にオススメ

こんな方におすすめ

  • クリエイティブになりたい人。
  • 人の真似をすることに抵抗がある人。
  • 創造的なアイデアを出したい人。

読む前は「既存のアイデアの組合せに自分のアイデアを混ぜるのがオリジナルだ」と想像していました。
本書ではそれ以外の言葉もたくさん散りばめられていました。

プロフィールを引用します。

オースティン・クレオン(Austin Kleon)
作家、アーティスト、講演家。
新聞記事の黒塗りで作った詩集『Newspaper Blackout』の作者として知られ、作品は「ウォール・ストリート・ジャーナル」をはじめ、各種媒体で取り上げられている。
また、本書の原書『STEAL LIKE AN ARTIST』は「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストにランクイン。

書名:『クリエイティブの授業』
著者:オースティン・クレオン
文庫:164ページ
出版社:実務教育出版
発売日:2012/9/20


クリエイティブとは盗んで組み合わせることだとわかる本を読んで、自分の心にグッときたところベスト3

クリエイティブの授業

3箇所を引用して、感想を書いていきます。

第1位 まねると盗むは違う

「未熟な詩人はまねるが、熟練した詩人は盗む。
無能な詩人は盗んだものを壊すが、有能は詩人はより優れたもの、少なくとも違うものへと変える。
つまるところ、有能な詩人は、盗んだものを盗む前とはまったく異なる、独特な雰囲気に変えてしまうのだ」
T.S.エリオット(イギリスの詩人)

「まねる」と「盗む」は違うことです。

「まねる」の到達点は、そっくりそのまま再生できるようになること

完全なコピーができるようになることです。
「まねることは、学ぶこと」とよく言われます。
会社員の時に「仕事はまずは真似をしなさい」と教えられていました。
「うまくいっている先輩のやり方をたくさん真似しなさい」と。

「盗む」の到達点は、より優れたもの、違うものへ変えてしまうこと

本書で述べられていることです。

「盗む」ことについては、「パクる」ことと同じ意味に感じてしまい、あまり良い印象を持ちませんでした。
本書を読んで、下記の言葉に印象が変わりました。

全く別のものに変換できるなら盗むことは良いこと。

新しいものを創造できるように盗むということです。

仕事で「先輩から盗め」と言われた時もありますが、先輩に手取り足取り教えてもらうのではないのです。
自発的に観察して自分で自由自在に使えるようにする、自分のものにする、技化できるというイメージです。
さらに一歩進んでオリジナルまで昇華させなくてはもったいないということです。

守破離です。

守破離
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
コトバンクより引用

盗んだ後の段階は以下の通りです。

1.完全に再生できるようになる(守)
2.他のアイデアを組み合わせ、再生できるようになる(破)
3.自分なりのオリジナリティに昇華させ、全く新しいものとして再生できる(離)

最終目的は新しいものの創造です。

これを意識するのと、していないのでは、結果に大きな差が生まれます。

盗んでも良い、ただし、新しいものを創造できるように盗みなさい。

そんな言葉が聞こえてきます。

何を盗むかも重要

・本質を盗む
・大事なところを盗む
・核となる部分を盗む

本丸の部分を見定め、肝から盗みましょう。
ゆえに応用が効きます。

遠回りは必要ありません。
最短距離で盗みましょう。

第2位 対等の関係になろう

「自分の感性と共鳴するもの、想像を掻き立てるものなら、どんなものからでも盗みなさい。
昔の映画、今の映画、音楽、本、絵、写真、詩、夢、雑談、建物、橋、看板、木、雲、水、光、影。
どんどん吸収し、心に訴えるかけるものだけから盗むのだ。そうすれば、君の作品(盗品)は本物になる」
ジム・ジャームッシュ(アメリカの映画監督)

「森羅万象、ありとあらゆるものから盗みなさい」と述べられています。

森羅万象すべてのものから勉強しなさいということです。
「盗む」=「勉強する」です。

このブログ(クロニクル)でも本の紹介の仕方は、本の文章を引用して盗みつつ、自分を通して文章を書いていくことを繰り返しています。
まだまだ文章力は人に見せられるものではありませんが「新しいものを創造できるようドンドン盗んでいこう」と決意を新たにしました。

世界は勉強の教材だらけ

森羅万象から盗むということは、世界は何をするにしても、何を見るにしても、勉強の教材になります。
ブログに例えると、全てがブログネタです。
何から盗むかを意識することが大事です。

自分の決めたものから盗むのか、自分の興味を超えたところからも盗むのか。

意識ひとつで自分の想像力は大きく変わっていきます。

第3位 自分の憧れの人から盗む

コピーする相手を見つけるのは簡単だ。君の大好きな人、君の刺激を与えてくれる人、君が憧れる人をコピーすればいい。一言でいうなら、君の”ヒーロー”だ。作曲家のニック・ロウは言っている。「まずは自分のヒーローの全作品を作りなおそう」と。といっても、1人のヒーローからまるまる盗んじゃいけない。ヒーロー全員から盗むんだ。作家のウィルソン・ミズナーは、「1人の作家をコピーするのは盗作だが、何人もの作家をコピーするのは研究だ」と言っている。かつて、漫画家のゲイリー・パンターがこんなことを言ったのを覚えている。「君がたった1人の影響しか受けていなければ、君の第2の◯◯と呼ばれるだろう。だが、100人から盗んでしまえば、”君はオリジナルだ!”と言われるのだ」
コピーする作品を見つけるのはもう少し厄介だ。単にスタイルを盗んじゃいけない。スタイルの奥にある”考え方”を盗もう。君にとって大事なのは、ヒーローのように見えることじゃなくて、ヒーローのように見ることだ。

100人の組み合わせは驚嘆です。
100人から盗むことは考えたことがなかったからです。
100人から盗んで組み合わせれば、もはやパクリではありません。
オリジナルです。

受け売りでかまわないのです。
受け売りの量にはこだわります。

大量に盗んで、量で圧倒しましょう。
自分を驚かせましょう。
盗んだものを自分のフィルターを通して吐き出しましょう。

もともと完璧なコピーなんてできないのです。
自分のフィルターを通れば、必ず別のものになります。

パクることは最初から不可能と思っていれば、気が楽です。

目指すのは自分の憧れている人、100人の組み合わせです。

クリエイティブとは盗んで組み合わせることだとわかる本【読書感想文・書評】『クリエイティブの授業』オースティン・クレオン【著】まとめ

クリエイティブの授業

本記事では『クリエイティブの授業』オースティン・クレオン【著】の読書感想文を書きました。

本書のサイズは縦15センチ×横15センチほどで一般書籍に比べると小さいです。
ページ数も164ページと、多くはないですが内容は有益で濃い本です。

3行でまとめると下記の通りです。

・盗んで終わりにせず、自分色を加える。
・好きな人、尊敬できる人のやり方をたくさん組み合わせて、アウトプットする。
・それをひたすら繰り返す。

何でも守破離なのです。

 「芸術とは盗むことだ」 パブロ・ピカソ(スペインの画家)

本を読んで変わったこと

下記に対する抵抗がなくなったことが大きな変化です。

・真似すること
・パクること
・盗むこと

あまり良い印象を持っていなかったこれらの言葉を、肯定できるようになりました。

盗まずにアイデアを出す人は貧弱とさえ感じてしまいます。
人のアイデアを無数に組み合わせることで、有益なアイデアが出ます。
誰も正面切って伝えられなかったアイデアの出し方をストレートに述べている本です。

本書を読めばアイデア出しに悩んでいる人の気持ちを楽にしてくれます。

以上、『クリエイティブとは盗んで組み合わせることだとわかる本【読書感想文・書評】』についての記事でした。

こーいちより

P.S. 盗んで組み合わせて創造しよう。



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こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2019年2月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新/月2.7万PV)、午後は本を1冊読み(本4,378冊/漫画1,333冊)、10kmを走り(月100km/サブ4達成 )・プールで50m×60本を泳ぎ・5kgのダンベルで筋トレ(いずれかを週に計3回)、子どもとPS4(ドラクエ11、バイオハザード7)で遊び、ときどき旅をしています。

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