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本を読む 適応障害

適応障害のことが漫画でわかりやすく書かれた本【読書感想文・書評】

投稿日:2019年7月17日 更新日:

適応障害

親愛なる君へ

  • 「適応障害のことがわかりやすく書かれている本を知りたい」
  • 「自分が適応障害なのかどうか知りたい」
  • 「適応障害だけれど治るのかな」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

『なんで私が適応障害!?』乃樹愛【著】を読みました。
本記事を書いている私は、2019年1月より適応障害と診断され、休職6ヶ月目になります(2019年7月現在)
適応障害のことがわかりやすく書かれている本を探し、本書を手に取りました。

本記事では、『なんで私が適応障害!?』を読んで心にグッときたところを3つ引用しつつ、読書感想文を書いています。

この記事を読むことで、適応障害についてわかりやすく書かれている本を知ることができます。

適応障害のことが漫画でわかりやすく書かれた本【読書感想文・書評】

適応障害

結論は、本書は適応障害について非常にわかりやすく書いてある本です。

漫画で書かれているため、読みやすく、面白いです。
キャラクターの表情も多種多様で、感情移入しやすいのです。
適応障害の入門書としておすすめできる1冊です。

本書を読んで知りたかったこと

他の人の適応障害の症状についてです。

私は病院で適応障害と診断されましたが、自分が適応障害だということにいまいち納得ができませんでした。
「他の人も同じような症状で苦しんでいるのか」を本書で知りたかったのです。

本書は8つの章で構成

8つの章

第1章.がむしゃらにまっすぐに
第2章.「なりたい」になるために
第3章.変わる環境と変えられない私
第4章.もうがんばれない、がんばらない
第5章.理解されない苦しみ
第6章.自分の未来は自分で決める
第7章.新たな一歩と私の未来
第8章.生きてりゃなんとかなる!

主人公(著者)が新卒で入社するところから始まり、研修、配属、適応障害、休職、退職、再生までを描いたマンガです。
実際のマンガの絵は後述で引用していますが、やわらかい感じです。
登場人物も少ないため理解しやすく、グイグイ読み進めることができます。

本書を読んで解決したかったこと

自分の適応障害です。
幸いにも著者は適応障害から社会に復帰なさっていますので参考になりました。
私と同じように悩んでいるシーンが多く、共感できる内容です。

『なんで私が適応障害!?』乃樹愛【著】はこんな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 適応障害の人
  • 適応障害に興味がある人
  • 仕事が辛くて、自分が適応障害かもしれないと思っている人

著者のプロフィールを引用します。

乃樹愛(のきあ)
マンガ家。1994年生まれ。埼玉県出身。普段はレポートマンガや広告マンガなどを制作。
国際関係学部のある大学に入学。卒業後、入社した教育関係の会社で適応障害を発症。
休職の末、退職。闘病生活を乗り越え、その時のことをマンガにし、SNSにて『適応障害になった話』を掲載。

書名:『なんで私が適応障害』
著者:乃樹愛
文庫:191ページ
出版社:合同出版
発売日:2019/1/20


適応障害のことが漫画でわかりやすく書かれた本を読んで、自分の心にグッときたところベスト3

適応障害のことが漫画でよくわかる本

自分の心にグッときたところ3箇所を引用します。

第1位 がんばらなくていい

適応障害のことが漫画でよくわかる本

共感します。

私もカウンセリングを受けて、カウンセラーの先生に「よくがんばってきましたね。もうがんばらなくていいですよ。飽きるまで休職しなさい」と言われた時は泣きました。

この言葉だけで、どれだけ救われた気持ちになったことかわかりません。

・仕事をがんばる。
・添乗をがんばる。
・組合活動をがんばる。
・家に帰ってもがんばる。
・実家に帰ってもがんばる。
・休日も仕事をがんばる。

いつもがんばってきました。
がんばることが正義だと思ってきました。
休む暇もありません。

体験談

羽田空港から自宅に向かうリムジンバスに乗り、自宅最寄りのバス停に到着して、バスから道路に降りた時、あまりの疲労に倒れたこともあります。
奥さんに車で迎えに来てもらました。
自宅最寄りのバス停から自宅までは約300mくらいです。
たかだか300mが歩けないくらい心身ともに疲弊していたのです。

適応障害は「そろそろ、がんばるから卒業しましょう」と教えてくれた気がします。
人生はうまくできています。
自分で休む判断、決断ができないときは、体が教えてくれるのです。

適応障害にカウンセリングは必要

話を聞いてくれるカウンセリングは有難いものです。
カウンセリングの先生だけでなく、家族や友人からの理解を得ることができれば心強いです。
気持ちが楽になります。
話を聞いて共感してくれるだけで救われるものです。

本書でも恋人「なっちゃん」が良き理解者として出てきます。
こういった人の存在がいると全く状況は変わります。

私には休職前の会社員時代は理解者がほとんどいませんでした。
わずかにいましたが、ごくわずかです。

自分の理解者、居場所を作ることは重要です。

適応障害になる前に周りの人に相談して、自分の心を楽にしてあげましょう。
病気になるまでがんばる必要は一切ないのです。

第2位 自分を大事にしてこなかった

適応障害が漫画でよくわかる本

自分の目に名前をつけて、声をかけるワークのシーンです。
私も体験したことがあります。

私は現在も「慢性蕁麻疹」です。
私の場合は「皮膚に名前をつけて声をかけるワーク」をやりました。
休職してからもいまだに治らない蕁麻疹を持つ皮膚に声をかけたのです。

体験談

「いつまで蕁麻疹をやっているんだよ。休職する理由に蕁麻疹を使わせてもらってけど、もう休職したんだから、蕁麻疹を出すのをやめろ。せめて規則正しく出ろ」
皮膚の声を聞くこと、こう言ってきました。

皮膚「今でも休職する理由に使えているんだから、これからも使えよ。会社に戻りたくなったり、社会復帰したくなるまでは蕁麻疹は出してやるから、これからも休職を延長して、安心して休みなさい」

これを聞いた瞬間に、今までずっと敵対視していた自分の皮膚を初めて味方だと思えたのです。

適応障害も味方

病は悪ではありません。
神様がくれた貴重な時間です。
ゆっくり自分を見つめ直しましょう。
休職している今はまさにその時間です。
「焦る必要はない」と言い聞かせています。
焦って物事が良くなるのであればいくらでも焦りますが、何も変わりません。

適応障害が会社を休ませてくれているのです。
体はいつも自分に協力したいのです。

そんな体を今まで大事にしてこなかった自分が情けないというか、不甲斐ないというか、なんとも言えない気持ちです。
もっと体と仲良く、連携をとって、一緒に生きていった方が自分がラクです。

体はいつでも自分の味方なのです。

第3位 原因だった仕事を辞めたら、あとは治るだけ

適応障害のことが漫画でよくわかる本

適応障害になった原因がなくなれば治る。

シンプルな事実が刺さります。

私の場合は、根本の原因であった会社をやめれば治るということです。
パワハラ上司や仕事、その他の要因の全てが消えれば、会社に戻ることは可能かもしれません。
現時点では到底、会社には戻れませんが、会社を辞めてから初めて完全な回復に向かうのです。

「大丈夫。会社を辞めて回復すれば社会には復帰できる」

本書から大きな安心感を得ることができました。

適応障害のことが漫画でわかりやすく書かれた本【読書感想文・書評】『なんで私が適応障害!?』乃樹愛【著】まとめ

適応障害のことが漫画でよくわかる本

本記事は『なんで私が適応障害』乃樹愛【著】の読書感想文について書きました。

本書を読んで変わったことは、適応障害に対する姿勢

治そうと焦らない方が良いことがわかりました。
焦らずに「治らなくてもいいや」くらいの気持ちでいた方が良さそうです。
会社を辞めれば治ることがわかりましたので、休職できるだけ休職をして、最後に会社を辞めることが想像できます。

本書は心理士の解説付

本書では、カウンセリングの心理士の解説が4箇所ありますので信頼性もあります。
4箇所の解説の目次だけ引用しておきます。

・適応障害と不安症のちがい
・適応障害とは?
・適応障害の治療法
・適応障害と仕事

適応障害には下記が有効であると解説されています。

・カウンセリング
・規則正しい生活
・適度な運動
・副交感神経を優位に
・薬

悩んでいる人はご参考ください。

適応障害に悩んでいる人、興味がある人、仕事が辛いと感じている人へ本書を捧げます。

以上、『適応障害のことが漫画でわかりやすく書かれた本【読書感想文・書評】』についての記事でした。

こーいちより

P.S. がんばるのは、もうやめよう。


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こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2019年2月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新/月1.5万PV)、午後は本を1冊読み(本4,371冊/漫画1,330冊)、10kmを走り(月100km/サブ4達成 )・プールで50m×60本を泳ぎ(週に2回)・5kgのダンベルで筋トレ(週2回)、子どもとPS4(ドラクエ11、バイオハザード6)で遊び、ときどき旅をしています。

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