- 「堀江貴文さんのAIの考えを知りたい」
- 「堀江貴文さんの書籍『僕たちはもう働かなくていい』の内容を知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事は、『僕たちはもう働かなくていい』堀江貴文【著】の読書感想文・書評です。
この記事でわかること
・グッときたところベスト3
・概要、目次
・口コミ、動画
本記事の信頼性
✔︎ 読書量:一般書籍4,414冊+漫画1,345冊
✔︎ 堀江貴文さんの読書数:20冊
この記事を読むことで、本を読んでグッときた3つの文章を通して、本書の内容を知ることができます。
難しい話が噛み砕かれています。
Contents
【書評・感想】AIの理解に役立つ本『僕たちはもう働かなくていい』グッときたところベスト3
グッときたところベスト3
・第1位 何かの行動を起こせる人が生き残れる
・第2位 ひたすら好きなことをしていればいい
・第3位 自分遊びのエキスパート
順番に解説します。
第1位 何かの行動を起こせる人が生き残れる
何のために働いていますか?何のために生きていますか?
何のために時間を投じ、身体を動かし、人生を費やしているのですか?
こうした問いに対して、「生活のためです」「お金目的です」と堂々と答えられる人は、ある意味すごいな、とすら私は思う。人間か働く根源的なモチベーションは、楽しいから、好きだから、それが基本だろう。
楽しんでいるだけで暮らしていける環境が、AIやロボットなどのテクノロジーの進化のおかげで、到来しようとしている。
なのに、自分で苦しい道を選択している……俗世を捨てて山ごもりに入る、修行僧の発想だ。お金や生活に支配されて生きている人は、私からすれば逆の意味でストイックに思えてしまう。
どうして自ら、辛く苦しい、何も生みださない道を行こうとするのだろう?〜中略〜
僕たちはもう働かなくていい。
嫌な仕事、面倒なことはしなくていい。
これからの時代、生き残れるのは、安定した仕事を与えられた人でも、お金持ちでもない。働かなくてもいい世界で、なおモチベーションを持ち、何かの行動を起こせる人が生き残れるのだ。
AIやロボットは、そうした人たちをふるい出すツールでもある。
ガマンはもうしなくていいです。
なぜならガマンや苦痛、面倒な仕事は、すべてAIに任せられる時代が来るから。
会社員時代、苦しい仕事ばかりでした。
そんな人も多いはずです。
辛く、苦しく、ガマンを強いられる仕事。
AIが代わってくれる時に、やることがなくて右往左往しないためにも、今からの行動が必要です。
やりたいことをやる行動です。
死なないコツは好きなことをする
人間は好きなことをやるために生まれてきたのです。
つまらない労働や苦痛な労働がなくなればラッキーです。
今もなおブラック企業は存在しています。
自殺者は減っていますが、まだ仕事が原因で亡くなる人はいます。
死なないコツは好きなことをすること。
苦痛に顔を歪ませながら仕事をする必要はありません。
好きなことをして、面倒なことはAIです。
第2位 ひたすら好きなことをしていればいい
これからは放っておいてもAIやロボットなどのテクノロジーが、富を生んでくれる時代になる。AIロボットが社会全体の富を自動的につくりだして、私たち人間みんなに、利益をもたらしてくれるのだ。経済成長も、かなえてくれるだろう。
人間がやっていた「財をなすことが目的の面倒な労働」を、AIやロボットが肩代わりしてくれる時代がやってくる。
人間にしかできない仕事はどんどん減っていき、自由な時間がますます増えていく。ただそれだけの話だ。
それでは私たちは何をしていれば、いいのだろうか?
答えは簡単。ただひたすら、好きなことをしていいればいいのである。〜中略〜
やりたいことをやればいい。
好きなことを好きなだけやって、食べていくことは、絶対に可能なのだ。
でも、そもそも「やりたいことが見つからない」という人も多い。
心配ない。やりたいことが見つかるまで、探し続ければいいのだ。
そんな生き方だって、社会は支援してくれる。
ただひたすら好きなことをやればいい。
堀江貴文さんのメッセージは一貫しています。
好きなことを見つけ、やりたいことをやる。
幸せになるための合言葉です。
「やりたいことだけでは食っていけない」という反論もありますが、堀江さんは切り返しています。
「やりたいことをやれ」が堀江貴文さんの一貫した主張
・人間はやりたいことをやる
・AIはやりたくないことをやる
AIはやりたいことがない人間を浮き彫りにします。
「AIが本格的に来る前に、やりたいことを見つけたほうが良さそう」と思えました。
第3位 自分遊びのエキスパート
見渡せば、趣味や娯楽で暮らしている人は、数え切れないほどいる。
ゲームが好きすぎて、ゲーム実況者のプロになった。キャラ弁当づくりが得意で、キャラ弁のレクチャーが仕事になった。恋愛テクニックを指導するメルマガで、多くの読者から支持され、課金運営もうまくいっているーーという具合に、遊びがきっかけで稼いでいる人は、いくらでも挙げられる。
学校の教師も、ビジネスコンサルタントも、いわば遊びを仕事にしたと考えてもいいかもしれない。
子どもに勉強を教えるのが好きだった、ビジネスの知識を勉強することや、人にコンサルするのが好きだった。
それらが高じて生業になったと言える。好きだけではやっていけない仕事もあると反論する人もいるかもしれないが、好きだけでやっている人が、だいたいうまくいっているのが事実である。
とにかく、うまく遊びや、好きなことを仕事にできた人たちは、おしなべて「ひたすら好きなことに時間を割いた」のだ。
彼らはいわば、”自分遊びのエキスパート”だと言い換えてもいい。
好きなことを徹底的に突き詰めれば、それが仕事になる。
そんなケースはたくさんあります。
Twitter界隈を見ても、好きなことを仕事にしている人は多いです。
アイスマン福留さんが良い例です。
>> コンビニアイスマニア
私はブログが好きで毎日書いていますが、食っていけません。
突き詰め方が甘いのです。
もっと好きになって、もっと時間を費やさなくては生計が立てられません。
正直なところ「もう無理かな。就職したほうがいいかな」と思っています。
一方で「もうちょっと粘って、好きなことを続けてみようかな」という気持ちもあります。
堀江さんの言葉に背中を押されつつ、バランスを取りながら今後のことを考えていきたい。
こんなタイミングで本書を手に取った意味はあるはずです。
『僕たちはもう働かなくていい』の概要、目次
要するに「好きなことを見つけよう」です。
堀江貴文さんのAIに対する考えがわかる本
以下について、堀江貴文さんの意見がまとめられています。
・AIやロボット技術によって変わる、仕事や暮らし、学び方、時間の使い方、生き方そのもの
堀江さんはAI礼賛主義者ではないです。
ただ、「AIは不便や不幸を減らし、人々の生活を快適にし、人間の新たな可能性を開くツール」と述べています。
本書の後半では、一貫したメッセージ「好きなことを見つけておく」の重要さが書かれています。
堀江貴文さんのAIに対する考えを知ることができる本です。
5つの章の目次
目次
第1章.AIから目を背けるバカとはつき合うな
第2章.AIロボットで「多動力」を発揮する
第3章.パーソナルモビリティは”スマホ化”する
第4章.「無人化時代」はチャンスに変えられる
第5章.リデザインされる世界をどう生きるか
『僕たちはもう働かなくていい』は、堀江貴文さんのAIに対する考えを知りたい人におすすめ
こんな方におすすめ
- AIとは何かを知りたい人
- 堀江貴文さんのAIに対する考えを知りたい人
- 好きなことを見つけ、やりたいことをやる人生を歩みたい人
下記のような人にはおすすめできません。
・「やりたいことがなくてもいい」と思っている人
著者のプロフィール
堀江 貴文
1972年福岡県生まれ。実業家。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。元ライブドア代表取締役社長CEO。
宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースなど、多岐にわたって活動中。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持つ。
また会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」も盛況。
著書に『ゼロ』『本音で生きる』『多動力』『自分のことだけ考える。』『これからを稼ごう』などがあり、ベストセラー多数。
twitterアカウント:@takapon_jp
書名:『僕たちはもう働かなくていい』
著者:堀江貴文
文庫:205ページ
出版社:小学館
発売日: 2019/2/1
『僕たちはもう働かなくていい』の口コミ4つ
Amazonの口コミ数は51個で、48%が5つ星(2020年3月9日現在)
正直なところ、本書の前半は堀江節が感じられず、あまり楽しめませんでした。
1つ星、2つ星の低評価の口コミもあります。
Twitter口コミを4つ引用
【僕たちはもう働かなくていい】
労働の機械化とは単に人間の労働を機械に置き換えるものではなく機械ならではの特徴や強みを活かして人間には出来ない作業にまで手をかけること@takapon_jp pic.twitter.com/Xv14gqwsR4
— 元祖 爆笑様 🚀 大喜利「写真で一言」不定期開催 (@GansoBakushou) March 6, 2020
僕たちはもう働かなくていい(堀江貴文)|稲葉秀久 @chushoka_pons #note #読書感想文 https://t.co/8dUjN50VWW
— 稲葉秀久(Hidehisa Inaba) (@pons_tennis) March 4, 2020
2020年76冊目。
『僕たちはもう働かなくていい』(堀江貴文/著)
★★★
現在の先端テクノロジーの現状を紹介しつつ、テクノロジーを「使いこなす側」になるために必要なことを説いた本。
先端テクノロジーの知識は現代を生きるうえで欠かせない教養になります。#読書記録 #社会 pic.twitter.com/rmeDN3uvsX— 野見山ともたか 「声もいい男」研修講師 (@nomitomo) February 25, 2020
つまらない仕事はAlにまかせて、ワクワクドキドキすることをしよう。 @takapon_jp
『僕たちはもう働かなくていい』
Kindle版▷https://t.co/69WHVw5lkI pic.twitter.com/LXSswrpIdi— 自由人ユウヤ@相互フォローRT企画 (@jiyujinyuya) February 25, 2020
『僕たちはもう働かなくていい』の解説動画3つ
堀江さんとロボットが話す動画です。
本書に紹介されていた「カングーロ」の動画です。
まとめ:『僕たちはもう働かなくていい』のデメリット、メリット
本書を読むデメリット、メリットは以下のとおり。
デメリット
・AIに興味がない人は楽しめない
メリット
・AI全般の知識がわかる
・やりたいことをやり続ける気になる
・好きなことを見つける気持ちになれる
AIについて堀江さんの言葉で書かれていますので、他の堅い本より楽しめます。
「遊びが仕事になる日」を目指して、遊びたくなる本です。
こういちより
P.S. AIを知り、自分の好きなことも知ろう。
無料体験で読み放題(※ 無料期間中に解約すればお金はかかりません)
・Prime Reading | 30日間の無料体験:約1,000冊(本、マンガ、雑誌)
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