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【書評】『働くパパの時間術』時間の二毛作から人生を良くする方法

2019年7月8日

【書評】『働くパパの時間術』時間の二毛作から人生を良くする方法

働くパパの時間術」を読んだ理由は3つです。

  • 「仕事を効率的・効果的にこなし、定時退社の日を増やしたい」
  • 「子どもにイキイキと過ごしてもらい、夫婦関係を良好にしたい」
  • 「読書や勉強の時間を持てるようになり、理想の自分に近づきたい」

本記事を書いている私は、休職して子どもとの時間は増えたものの、奥さんから「もっと子どもと遊んで欲しい」と言われています。
「今日は子どもとたくさん遊んだ」と思えても、子どもから「もっと遊びたい」と言われます。

以下の気持ちを持つようになりました。

  • 子どもとの時間を増やしたい
  • 子どもとの時間を濃くしたい

本記事は「働くパパの時間術」のグッときたところベスト3を引用しつつ、考えたことをまとめました。
この記事を読むことで、仕事と家庭、育児に悩んできた著者ならではの体験談、コツがわかります。

「働くパパの時間術」でわかること

  • 仕事の時間の使い方
  • 子どもとのお風呂での遊び方
  • 奥さんとのコミュニケーション術
  • 自己投資術

【書評】『働くパパの時間術』のグッときたところベスト3

【書評】『働くパパの時間術』時間の二毛作から人生を良くする方法

 グッときたところベスト3

  • 1位:仕事は初級打ち
  • 2位:子どもの「お風呂時間」を整えよう
  • 3位:家庭生活が充実するかはママとの関係しだい

1位:仕事は初級打ち

初級打ちとは「仕事がきた瞬間に手をつける」です。

先延ばし癖があるので、グッときました。

メリット

  • 取り掛かりやすくなる
  • 仕事の難易度がわかる
  • フィードバックが得られる
  • 勢いに乗って仕事ができる
  • 先延ばしを避けられる
  • 意外と早く終わる仕事もある

野球でも初級を空振りしてもワンストライクで、あと2回はバットを振れます。
仕事でも同じです。

初級打ちで、仕事に接する機会を増やせるのが大きいのです。

試行錯誤できる回数が増えるのです。
締め切り間際に慌てて時間投入しても、時間が足りないことがよくあります。

仕事は初級打ちです。
先手必勝なのです。
拙速は巧緻に勝るです。

初級打ちとの合わせ技で「本丸から攻める」も加えておきます。

外堀から攻めるのではなく、1番重要なところから一気に攻める。

仕事の肝を見定め、初級打ちをしていくのです。
重要な2割から始めるのです。
ウォーミングアップはいりません。
走っているうちに体は温まります。

初級からストライクを取っていくのです。

2位:子どもの「お風呂時間」を整えよう

お風呂の遊び方は考えたことがなかったので、おもしろかったです。

 おふろの法則

  • 法則1:「お」もいっきり、遊ぶ
  • 法則2:「ふ」く、入れるは分担する
  • 法則3:「ろ」うじょうする

遊び方

  • ペットボトルおもちゃ
  • 泡でヒゲ
  • 水鉄砲
  • タオルでブクブク
  • 背中に文字

水鉄砲ではよく遊びます。
ペットボトルを工夫すればおもちゃになることを知りました。

子どもとの時間は、工夫次第ですべて遊びの時間に変えられます。

今までお風呂はなんとなく入っていたので「子どもと遊ぶ」を意識します。
ママと入りたがる日がパパと入りたがる日になれば、ママを楽させてあげられます。

働くパパも大変ですが、働くママも大変です。
協力の心が大事です。

3位:家庭生活が充実するかはママとの関係しだい

まずはママとの関係を見直すことが先決です。

  1. お互いの違いを認める
  2. コミュニケーションの時間を作る
  3. ママとの会話の基本を学ぶ
  4. コミュニケーションツールを上手に使う

ママとの関係が良好なときは、家庭関係すべてがうまくいっている気がします。

家庭環境は夫婦関係からです。

夫婦喧嘩を見たい子どもはいません。
子どもたちは何も言いませんが悪影響です。

自分の子ども時代のことを振り返ればわかります。

「夫婦喧嘩は外でやってくれ」と思っていました。

そんなことは言いたくても言えないのです。
ガマンは良くありません。

育児はママに任せきりでしたが、考えを改めました。

  • 少しでも協力しよう
  • ママを理解しよう

ようやくそんなことを思えるようになったのです。

育児や家事の大変さを知るために、まずは自分でもやってみることです。
「ママを気遣うことで家庭環境が良くなる → つまらない喧嘩が減る = 自分の時間が増えていく」です。

まずはできることから始めていく。
どんなに小さなことでもかまわない。

育児に協力する姿勢から変えていきます。

『働くパパの時間術』時間の二毛作から人生を良くする方法

【書評】『働くパパの時間術』時間の二毛作から人生を良くする方法

「二毛作」とは「1年のうちに2回、同じ耕地で作物を栽培すること」です。

1.二毛作で時間を有効に使う

仕事をするときはシングルタスクが最強です。
何かをやるときは1つのことに集中する方法です。

ただし、単純作業のときは並行作業もありです。
時間が2倍になるからです。

組み合わせの具体例

  • 昼食をとりながら、YouTubeで動画を観る
  • 昼食をとりながら、テレビでニュースを見る
  • 昼食をとりながら、Twitterをする
  • 昼食をとりながら、ブログを閲覧する
  • ブログを書きながら、音楽を聴く
  • 映画を観ながら、筋トレをする
  • 筋トレをしながら、音楽を聴く
  • 筋トレをしながら、YouTubeで動画を観る
  • お風呂に入りながら、お風呂掃除をする
  • お風呂の湯船に浸かりながら、腸のマッサージをする
  • ランニングをしながら、音楽を聴く
  • 洗濯物を畳みながら、YouTubeを観る
  • アイロンをかけながら、YouTubeを観る
  • 通勤電車に乗りながら、音声学習や読書をする
  • 車の運転をしながら、音声学習をする
  • お湯を沸かしながら、何かをする
  • 食べ物を温めながら、何かをする

組み合わせは多種多様です。

何かしながら同時並行して物事を進めるのが「時間の二毛作」です。

2.単純作業+複雑な行動を組み合わせる

「単純作業+複雑な行動」を組み合わるのがコツです。
どちらかにしか集中できないからです。

単純作業の一例

  • 昼食をとる
  • 電車に乗る
  • 音楽を聴く
  • YouTubeを観る
  • 映画を観る
  • アイロンをかける
  • 洗濯物を畳む

複雑な行動の一例

  • ブログを書く
  • 筋トレをする
  • 読書をする
  • Twitterをする

「単純作業」と「単純作業」は組み合わせられます。
「複雑な行動」と「複雑な行動」の組み合わせは難しいです。

ブログを書きながら、筋トレはできないのです。
読書しながらTwitterはできますが、別々に作業しています。

読書する → 共感できるところを見つける → 本をいったん置いて → 共感箇所をツイートする

複雑な行動同士の並行ではできないのです。

「単純作業と複雑な行動」の組み合わせが時間効率を高めます。

3.いつも同時並行できないか考える

何かをするときは「同時並行で何とかできないか」を考えるのが大事です。

  • 子供と遊びながら何かできないか
  • 夫婦で何かしながら、会話できないか
  • 待ち時間に何かできないか
  • お風呂に入りながら、何かできないか

意識すれば誰でも簡単に時間は増えます。

1つの作業スピードを上げることも大事です。
二毛作のマルチタスクもおすすめです。

時間を増やして人生を豊かにしよう

時間が増えれば、好きなことができます。
時間が増えれば、心に余裕が生まれます。

増えた時間を自己投資にまわして、スキルアップに励んでみましょう。

二毛作で時間を増やす → 増えた時間で自己啓発をする →ス キルアップしてさらに時間が増える

貴重な時間を増やすことが、幸せになる近道です。
幸せになる方法は身近なところにあるのです。

子どもとのケンカで得られた3つの気づき

子どもとのケンカで得られた3つの気づき

ケンカで得られた3つの気づき

  • 感情的になって得することはない
  • 人を動かしたければ、自分が動く
  • 相手の行動を見て、潜在的欲求に気づく

3つの反省点を深掘りしていきます。

下記が喧嘩の解決までの流れです。

  1. ノートパソコンで動画を観ながら、アイロンをかける
  2. 子どもたちが周りで遊び出し、ノートパソコンにぶつかることを懸念して、予め注意しておく
  3. 子どもたちは遊び続け、予想通りノートパソコンを蹴飛ばしそうになったので感情的に怒る
  4. 子どもがすねたので、なだめるが効果なし
  5. 子どもの潜在的な欲求(一緒に遊んで欲しい)に気づき、一緒に遊ぶことを提案し解決

1.感情的に怒ることは良くない

感情に怒ることは良くありません。
会社員時代の職場でもさんざん思ってきたことです。
上司から感情的に怒られ、表には出さなくても内心は反発していたものです。
聴く耳を持てるわけがないのです。

感情的になって得することはありません。

子どもも同じ人間です。
私から感情的に怒られて良い気持ちになるわけがありません。
わざとやったわけではないのです。
言いたいことはあるけれど、うまく表現できないだけなのです。

「子どもは本当は何を望んでいるのか」

最初からこの視点を持つことができていれば、感情的に怒ることもなかったと感じます。

実際に口に出して言ってみたり、直接伝えたりすることは大事です。
自分で制御できる感情のレベルになるまで、自分で持っておき、感情まかせにぶちまけないようにします。

感情的になって良いことはないです。

感情的に怒り自分が悪いと感じたら、素直に謝るのが良いです。
1人の人間として、1人の人間に頭を下げます。

すぐ謝りました。

2.怒る原因を最初から取り除く工夫をしていない

子どもたちがノートパソコンにぶつかることを懸念した時点で、別の場所に移動すれば良かったのです。

人を動かそうとして、自分が動かない。

事故が起きてからは遅いのです。
先日、不注意からノートパソコンに画面にヒビが入る件があったので、客観的に見ても自分が心配になる気持ちはわかります。
イライラするのも当然です。

気持ちはわかるのですが、できることをしていません。
工夫をしていないのです。
自分が移動すれば済む話です。

子どもに言葉で注意して、行動を変えようとしても無理です。
子どもも人間です。

会社員時代、部下に指導してもなかなか思うように動いてはくれませんでした。

山本五十六の言葉です。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

子どもも同じです。
自分から動かなければ、人は変わりません。

人に動いてもらいたければ、自分が先に動くことです。

自分が変わらずして、人を変えられません。

3.子どもの潜在的な欲求が見えてない

「子どもが何を望んでいるのか」

単純な質問を自分に投げかけることさえしていませんでした。
結局は自分がアイロンをかけながら、YouTubeで動画を観たいだけだったのです。

子どもたちに注意した後で、子どもたちが引き続き遊んだ理由が今となってはわかります。

遊んで欲しかったのです。

潜在的な欲求をとらえない限り、すねた子どもの機嫌は治りません。
「子どもの機嫌の治し方」を書いているわけではありません。

相手を知りたければ行動を見ることです。
言葉は嘘をつけますが、身体は嘘をつけません。
人間の本心は行動に現れます。

もっと早い段階で気づくべきでした。
もともと今日はコミュニケーションの少ない日でした。

子どもを理解することから始めます。

  • 子どもをよく見る
  • 子どもの話を聞く
  • 子どもが思うままにやらせる

働くパパの時間術」の引用ですが、上記を意識して子どもと接していきます。

良い気づきが得られました。

「働くパパの時間術」は、こんな人におすすめ

「働くパパの時間術」は、こんな人におすすめ

こんな人におすすめ

  • 仕事の時間活用で悩んでいる人
  • 育児の時間活用で悩んでいる人
  • 奥さんとのコミュニケーションがうまくいっていない

休職中ですが、仕事をしていたときは日々忙しさで追われていました。
仕事が忙しく、帰宅後もぐったりして子どもと遊ぶ余裕もありません。

「お風呂の時間も子どもには遊び」と気づけました。

「遊びは遊び、お風呂はお風呂」と分けて考えていたので、本書のお風呂での遊び方を知ってからは「できるだけ子どもとお風呂に入ろう」と考え方が変わりました。
子どもとお風呂に入ることで、ママはゆっくりと1人でお風呂に入ることもできます。

子どもとお風呂に入ることは一石二鳥どころか、一石三鳥です。

  • 自分の疲れを癒せる
  • 子どもと遊ぶ時間が持てる
  • ママは1人でお風呂に入れる

育児で追われているのはママです。
子どもとお風呂に入ることは「パパとママの円満な関係につながる」と気づいたのです。

ママに任せっきりにしないで、少しでも協力することがママを楽にするだけでなく、家庭環境を良くすることにつながります。

変わったこと

ママに協力する姿勢です。

「協力することは余裕がないから難しい」と考えがちですが、逆です。
協力するから余裕が生まれてくるのです。

他の情報

  • 「二毛作」で時間を有効に使う
  • 「残業」より「前業」を始める
  • サクマドロップス式仕事術
  • 子どもの「起床時間」を整える
  • 家事を分担する3つのポイント
  • 意外と使える「ホワイトボード」
  • 自己投資「読書」の3つのメリット
  • 日々の思いつき・気づきを「メモ」

以上です。

P.S. 時間を有効活用して、家族と幸せな時間を生み出せます。

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