- ブログセミナーに参加して役に立つのかな
- ブログのブランディング、収益化のコツを知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 会社員ブロガーマクリン&サンツォのブログセミナー内容
- 会社員ブロガーのブランディング戦略、収益化のコツ
本記事の信頼性
- ブログ歴:6ヶ月(2019年1月にブログ開設)
- ブログ実績:過去最高は月間2,410PV、収益275円
本記事は、2019年6月24日に参加した「マクリンさん×サンツォさん」のブログセミナーの感想です。
この記事を読むことで、会社員ブロガー・マクリンさん×サンツォさんのトーク内容、ブランディング戦略、収益化のコツがわかります。
※マクサン式Webライティング実践スキル大全
月間100万PV「ガジェットブログ」運営のマクリンさんと「ブログ論ブログ」運営のサンツォさんのWebライティング本です。デメリットとメリットのサンドイッチの書き方は参考になりました。
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Contents
【ブログセミナーの内容と感想】ブランディング戦略と収益化のコツ
マクリン&サンツォの自己紹介
マクリンさん
会社員で副業ガジェットブロガーで36歳です。
ハンドルネームの由来は、京都の「マクリン幼稚園」です。
京都出身で都内に奥さんと住んでいます。
ブログ歴2年(2017年5月開始)でブログ「マクリン」を運営しています。
外資系の食品メーカーのマーケティング職です。
ブロガーは人生経験があるほうが良いと思っています。
ブログは副業ではなく、パラレルワークとして本腰を入れています。
1日のスケジュールはブログをルーティン化し、1日5時間を投下しています。
昼休憩はブログ作業をしています(会社の会議室で撮影)。
無理やりルーティン化して、継続することが大事です。
副業がブランドです。
会社員が武器になります。
雑誌の依頼理由は、副業でやっているからです(週刊SPA掲載)。
ブログをやりながらSNSをやるのは大変ですが、雑誌依頼はSNS経由です。
2年で330記事を書き、月60万PV、2019年5月収益は138万円です。
副業で記事更新のペースが遅いため、ストック記事だけに注力しました(トレンド記事は書かない)。
ストック記事なのでPVの急落はありません(キーワードを刈り取っている前提)。
「motoさんのnote」の職務経歴書の書き方はストック記事です。
腐らないノウハウがあるなら、ストック収入になるnoteを書くのがおすすめです。
3つが印象的でした。
- ストック記事の重要性
- ノウハウをnoteに書く
- 自分がブランドになる
トレンド記事を書かない理由は、トレンドを追いかけて、消耗するからです。
ストック記事であれば、質の高い記事でキーワードを刈り取れば読まれます。
サンツォさん
ブログ歴6年の副業ブロガーです。
5〜6回の転職でブラック企業を経験し、会社が嫌いになりブログを開始しました。
本業は企業のWEBマーケティングです(広告宣伝、プロモーション)。
アフィリエイトの担当もしていて提携審査もしています。
メインブログは「ブログ部」で、計7つのブログを運営中です。
2019年5月収益は377万円です(だいたい200〜300万円)。
200万円までは4〜5年かかり、累計収益は家が2軒分です。
雑誌「ZAI」で紹介されたことがある。
ASP「A8.net」のランクは「ブラックS」です。
ネオ窓際族:本業より副業に注力
マクリンさん
本業と副業のどちらに注力したらいいのかわからなくなる時が来ます。
本業2:副業8の割合にしています。
転職予定です。
やばいと思ったら転職です。
会社にスキルを認めてもらわないといけません。
社内で代替えがきかない要因はブログです。
ITに疎い会社であれば、デジタルができる人のポジションが取れます。
「ブログ実績は転職の武器」です。
サンツォさん
会社で全力を出してはいけません。
給与に反映されないからです。
会社員は良いポジションで、恵まれています。
会社員の利点を利用しつつ、給与以外の収入源を育てるべきです。
会社に依存してはいけません。
給与に依存すると弱者になります。
副業で思いきり稼ぐことです。
国も副業を後押ししています。
会社と上司は都合良く利用するものです。
会社に迷惑をかけてはいけません。
プチモンスター社員になりましょう。
会社員は確かに恵まれています。
- 福利厚生
- 健康保険
- 厚生年金
- 毎月確実に支払われる給与
「不安定な会社員」と言われますが、フリーランスより安定しています。
ブログのブランディング戦略
ブランディング:100人に1人の特技を3つ掛け合わせ
所属 × ブログの種類 × SNSの種類
たとえば、以下です。
- マクリンさん:会社員 × ガジェットブロガー × Twitter・Youtube
- サンツォさん:会社員 × ブログ論ブログ × Twitter・Youtube
ブログユーザーとSNSユーザーが一致すれば、2つのメリットがあります。
- ブログの滞在時間が伸びる
- 商品の購入・成約率が上がる
一致していないと、SNSからブログへの流入が少なくなります。
滞在時間も減少し、Googleからの評価も悪くなります。
ブログユーザーとSNSユーザーを一致させる解決方法は2つ
- 新たにSNSアカウントを作る
- 間接的に、親和性をもたせる
雑記ブログでSNSフォロワーさんを合わせるのは難しいです。
雑記は何が当たるか、わからないからです。
最初からがんじがらめにユーザー設計を考えないほうが良いです。
絞れてきたら、方向転換すればOKです。
ブランドメッセージを作るメリット
- めざすものや理念(ビジョン)が明確になる
- 伝えるメッセージ、ターゲットが明確になる
- 1本筋が通り、ブランディングの方向性が固まる
言語化が大事です。
ブランドメッセージを作らないと、ブランディングがブレブレです。
企業メッセージの例
- 「NO MUSIC、NO LIFE」タワーレコード
- 「一瞬も、一生も美しく」資生堂
- 「お口の恋人」ロッテ
- 「信頼される安心を、社会へ」セコム
- 「わたしらくしくを、あたらしく」ルミネ
- 「水と生きる」サントリー
サンツォさんのブログ部は「ブログであなたの人生をレボリューション」です。
キャッチフレーズはわかりやすいものにすることです。
ブランドメッセージのポイント
どこの誰に × 何を伝え × どんな状態になってほしいのか
SNSに注力するメリット
- ブランディングにつながる
- 仕事の依頼がSNS経由で来る
- 初速が稼げるため記事の順位が上がりやすい
- ブログと一緒にがんばれば有名ブロガーになれる
- アカウント名とサイト名が同じなら、指名検索につながりやすい
SNSアカウントにブログ名を入れると良い理由
- 覚えやすい
- 指名検索の意味もある
ブログとSNSへの注力です。
ブログだけ注力して有名になるのは難しいです(露出が検索ユーザーに限られるから)。
SNSで認知が高まるので両方頑張るのです。
良い例は、マナブさん、ひつじさん、クロネさん、ヒトデさんなどです。
マクリンさんは「SNSから講演依頼も来た」とのことです。
SNSでブログを公開するメリット
- ブログの初速が稼げること
GoogleはSNS流入をシグナルと認識します。
書いたばかりの記事でも検索上位に上がりやすいのです。
インデックス登録ももちろん重要です。
Twitterノウハウや失敗談
ブログの収益化のコツ
どうやって記事を書いているか
サンツォさん
キーワードのリサーチが重要で、ツールを使っています。
Ubersuggestでわかること
- キーワードの候補
- キーワードの競合
- 月間検索ボリューム
- ライバルサイトのPV、キーワード
- キーワードで被リンクの多いサイト
OMUSUBIでわかること
- 関連キーワードからわかるキーワードの検索意図
カテゴリをつくるのに役立ちます。
キーワード選定が大事です。
マクリンさん
「ブログが成長してきたらキーワード選定ツールの投資もおすすめ」とのことです。
2万円以上のキーワード選定ツールがあることを初めて知りました。
YMYLとEAT
YMYLとはお金や健康を表すジャンル
GoogleはYMYLに関連するジャンル記事(金融、健康、美容、仕業など)はシビアに見るそうです。
2019年3月のコアアップデートでは、YMYLを書いているブロガー・アフィリエイターは打撃を受けた様子です。
YMYLはおすすめできません。
できることは「いろいろ試してみる、分散しておく」が良いです。
キーワードずらしをするなど、工夫が必要です(真正面から書かない)。
どのジャンルが打撃を受けるかわからないため、カテゴリは横展開してリスク分散が重要です。
参考:過去のGoogleアップデート
✔︎ ペンギンアップデート=リンクに対するペナルティ
- 過剰なリンクはないか
- 関連性のないリンクはないか
- 有料のリンクを購入していないか
- 自作自演リンクなど意味のないリンクがないか
✔︎ パンダアップデート=コンテンツに対するペナルティ
- 他サイトをコピーしたコンテンツではないか
- 価値のないサイト、低品質のサイトではないか
- 重複コンテンツがないか
- 単なるリンク集のようなサイトではないか
Google検索品質評価ガイドラインではEATが重要
- E=Expertise(専門性)
- A=Authoritativeness(権威性)
- T=Trustworthiness(信頼性)
上記を満たしていないと厳しいです。
わかりやすく噛み砕くと、下記です。
- 特定分野を書いて、専門性を出す
- 「○○の人」と言及される権威性
- 被リンクを受けて、信頼性を得る
被リンクが8割、重要です。
SNSでサイトを公開するメリットは「被リンク、シェア」の可能性があるからです。
サイト公開して被リンクを受けやすくしておくことが重要です。
7つの被リンク獲得施策
- サイトコンテスト(A8、バリューコマース、楽天アフィリエイト)
- ブログランキング(ブログ村、BLOG RANKING)
- SNSで寄稿してもらう
- 友達同士で相互リンクをする
- 検索ニーズの「〜とは」記事を書く
- SNSでシェアされやすい記事を書く
- 長く読まれるトラブル解決記事を書く
被リンクを獲得できるサービスは、すべて登録しておいて損はないです。
サイトコンテストは誰でも応募できるので、ダメ元で応募です(被リンクを受けられるから)。
ブログランキングも良いです(ドメインパワーの強いところからリンクをいただけるから)。
SNSで寄稿してもらうも有効です(相互リンク成立)。
友達同士で関係する記事同士で相互リンクもありです。
「〜とは」は検索されるので記事を書いたほうがいいです(ニッチな検索ニーズで落ちないようなキーワードを狙う)。
調査やアンケートの記事は手間がかかるためやっている人が少なく、SNSでシェアされやすいです。
検索されるトラブル解決記事はコメントが来やすいです(SEOにも強くなる)。
実際に書いみたトラブル解決記事「 MacBook Proの液晶修理の交換費用【最安値73,000円】は、長く読まれています。
まとめ:会社員ブロガーに限らず、SNSに注力してブランディング
SNSに注力するメリットが有益でした。
当ブログの発信内容が「読書」「添乗員」の割合が大きく、フォロワーさんの属性とズレを認識しました。
属性を合わせるのは難しいです。
フォローする人を変えていくことも重要だと感じました。
その他のブログセミナーまとめ
以上です。
P.S. SNSに注力して、ブランディングします。