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ブロガーは1.5流を組み合わせて独自性を出す【染谷昌利さん講演】

2019年4月3日

ブロガーは1.5流を組み合わせて独自性を出す【染谷昌利さん講演】
  • 「ブログは1.5流を組み合わせる?」
  • 「出版に興味があるけれど、出版をテーマにした講演の内容を知りたい」
  • 「ブロガーズフェスティバル2019の染谷昌利さんの講演内容を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • ブロガーは1.5流を組み合わせて独自性を出す【グッときたところベスト3】
  • 染谷昌利さん講演のスライド集

本記事を書いている私は、ブログ歴3ヶ月(2019年1月に開設)です。
2019年3月24日(日)ブロガーズフェスティバル2019で染谷昌利さんの講演を聞きました。
» 染谷昌利公式ブログ

染谷さんはブロガー、アフィリエイターのバイブル「ブログ飯」の著者です。
月5万円を突破したのがアフィリエイト7年目とのことです。
»『プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト』

講演内容は、出版についてです。
この記事を読むことで、染谷昌利さんの講演内容がわかります。

出版事情の丁寧な解説に加え、ところどころに笑いもあり「話し方」の勉強にもなりました。
出版を考えている方の参考になれば幸いです。

ブロガーは1.5流を組み合わせて独自性を出す【グッときたところベスト3】

ブロガーは1.5流を組み合わせて独自性を出す【グッときたところベスト3】

 グッときたところベスト3

  • 1位:1.5流の組み合わせによる独自性を出す
  • 2位:期限を決めて、それに向かって努力する
  • 3位:10万文字を書ききらない企画は絵に描いた餅

1位:1.5流の組み合わせによる独自性を出す

結論、1つだけの独自性で勝負はせず、1.5流を組み合わせてオリジナリティを出すことが大事です。

かけ算の重要性はたくさんの書籍で説かれています。
当ブログのキャッチフレーズも「心×技×体 ∞ 遊×旅」にしているくらいなので、かけ算の重要性は理解しています。
» ブログのキャッチフレーズは人生方針【運営方針2つ/カテゴリ3つ】

ただどのくらいのレベルのものをかけ算するかが問題です。

染谷さんの結論は「1.5流のかけ算」です。

「へぇ〜、1.5流なんだ」とサラッと流しそうになりました。

流すところではありません。
刺さらなくてはいけません。

講演後に「2流じゃいけないんだ」と痛感しました。
もっと言えば「自分は2流なんだ」と思ったのです。

「もっと大きな努力が必要なんだ」と「1.5流」のキーワードだけで思ったのです。

1.5流の基準とは?

マラソンで例えます。

  • 1流=サブ3(上位3%)
  • 1.5流=サブ3.5(上位12%)
  • 2流=サブ4(上位20%)

私はサブ4です。

サブ4はマラソン人口の上位20%と言われていますので「1.5流くらいあるかな」と思っていました。

違います。
サブ4でも2流なのです。

今までの読んだ本の数は、4,500冊を超えています。
しかし5,000冊以上読んでいる人はたくさんいます。

10,000冊の人もいます。
感覚値ですが、10,000冊は1流です。
10,000冊読んでいる人にはほとんど会ったことがないからです。

量で負けている時点で、白黒はっきりします。

1.5流への道は、遠く険しく厳しいです。

改めて自己認識をさせてくれた機会に「運だけは1.5流」と感じました。
»『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン』でサブ4達成【私でも可能】

2位:期限を決めて、それに向かって努力する

染谷さんは講演開始早々、次のように参加者に声をかけました。

「本を出したいと考えている人は手をあげて下さい」
「3年以内に本を出したいと決めている人は手をあげて下さい」
「今、手をあげた人は3年以内に本を出版できます」

やはり期限を決めて努力をしないといけないのです。

「質問をされて手をあげられるくらい、いつも気持ちを持っていなくてはならないんだ」と。

手をあげられなかったので、講演冒頭からショックでした。

ショックから45歳までの目標を設定しました。
46歳になってから結果を追記しました

  • 家族が健康で心が安定→達成
  • 週1回は筋トレ&泳ぐ→やってない
  • 月1回は家族と外食できる→達成
  • 月1回は友人と飲んでいる→1.5ヶ月に1回
  • 月1回は横須賀で飲んでいる→飲んでない
  • 体重60kgをキープしている→63kg
  • 年1回はフルマラソンに参加→フルマラソンはやめた
  • 年1回は海外と国内に旅行する→国内のみ
  • 月1回は中谷塾に参加している→参加してない
  • 収入は月100万、年収1,000万→はるかに未達成
  • 月1回はホテルでブログが書ける→ホテルでは書きたくない
  • リーバイスのデッドストックが買える→レギュラーデッドストックなら買える
  • 毎日場所を変えながら、ブログが書ける→週3回くらい
  • 毎日朝4時から読む書く走る遊ぶ旅をする→朝5時起きでブログ
  • 新しいMacBook Proでブログを書いている→2018年版で十分
  • PSのオンライン対戦の動画をアップしている→アップしていない

期限を決めているだけではダメです。
期限が書かれてる目標を毎日見ないとダメです。

自分の年表を作成しました。

42歳=月3万PV、収益5万円の達成。会社を辞める→会社を辞めた
43歳=月10万PV、月収10万円の達成。フリーランスとして独立→気持ちはフリーランス
44歳=月50万PV、月収50万円の達成。フルマラソン参加を再開→とうていムリ
45歳=月100万PV、月収100万円の達成。自転車を開始→目指している。自転車はたまに18km
46歳=株式会社クロニクルを起業。引っ越しをする。
47歳=トライアスロンの大会に参加する
48歳=本を出版する
49歳=ホノルルマラソンに参加する
50歳=小説を書き始める
60歳=リタイヤ(毎朝4時から読む書く走る遊ぶ旅をする)
80歳=死亡

ときどき見直して、潜在意識に刷り込んでいきます。

 更新情報:2023年2月

2023年2月時点でのブログの月間状況は、47,000PV、収益17,000円でした。
現実は厳しすぎます。
そうそう、うまくいくものではないことを痛感しました。
ただそれでもコツコツと続けていくしかありません。
岩をスプーンで毎日チビチビ削り取っていく作業です。
今さら、引き返すわけにもいきません。
崖っぷちだからです。

3位:10万文字を書ききらない企画は絵に描いた餅

圧倒的な量です。
本1冊を出すための労力がわかりました。

1冊の出版での利益をスライドで見ました。

売れないと割に合いません。

職業作家になる人は書き続けられる人です。
1冊出版しただけでは食べていけないのです。

圧倒的な量です。

まず量で負けていては話になりません。
量を書けるのが作家なのです。

厳しい現実ですが、いっぽうで夢もあります。
書いて、売れれば、人生が変わるからです。

とにかくたくさん書く。

良い気づきを得られました。

染谷昌利さん講演のスライド集

染谷昌利さん講演のスライド集

出版業会の現状

染谷昌利さん講演のスライド集

毎年75,000点もの書籍が発売されています。
1日あたり約200点です。

普通の人でも商業出版できる

染谷昌利さん講演のスライド集

  • 実績を積み、1つのジャンルの専門家になる(自称でも可)
  • 実績を体系化し、再現性を検証する
  • 編集担当に興味を持たせ、営業担当に売れると感じさせる企画書を作る
  • 書ききる
  • つべこべ言わずに売る

実績を積み上げる

染谷昌利さん講演のスライド集

  • 誰にでも専門性はある
  • 1つだけの独自性で勝負をしてはいけない
  • 背伸びをしよう

すべて出し尽くして、かけ算で勝負です。

組み合わせによる独自性

染谷昌利さん講演のスライド集

1つの軸と1.5流を組み合わせることで、あなただけの土俵が生まれます。
染谷さんの引き出しの多さに驚きました。

きっかけを自分で生み出す

染谷昌利さん講演のスライド集

行動プランは下記です。

  • 出版社に直接コンタクトをとる
  • 著者の後ろには編集者がいる
  • 書いて書いて書きまくる
  • 出版プロモーターに相談する

興味を持たれる企画書作り

染谷昌利さん講演のスライド集

  • 役に立ちそうか
  • 誰(どんな人)が書いているのか
  • 売れそうか

売れないと意味がないです。

企画書に入れる項目

染谷昌利さん講演のスライド集

企画書に入れる項目です。
A4用紙2〜3枚でまとめます。

  1. タイトル
  2. サブタイトル
  3. 本書の内容・目次案
  4. ジャンル
  5. 著者名・プロフィール
  6. 企画意図(背景)
  7. 想定読者層
  8. 類書
  9. 類書との差別化
  10. 販売施策

参考:ここ数年で売れている本の傾向

染谷昌利さん講演のスライド集

  • 超ライト
  • 超ハード
  • 超訳
  • 固定ファン
  • 基礎、初心者層

書き切る覚悟

染谷昌利さん講演のスライド集

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10万字を書ききらない企画は絵に描いた餅です。

  • 目次&項目を出し尽くす
  • 100項目、1項目1,000字で10万字
  • 推敲を重ねて完成度を高める

著者は最強の営業担当

染谷昌利さん講演のスライド集

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Amazonの予約数を積み上げ、自ら話題性を創り出すことも大事です。

出版社は何もしてくれないので「とにかく売れ、足で稼げ」です。

「出版社は助けてくれる」と思っていました。

デビュー作は超えられない

染谷昌利さん講演のスライド集

理由は以下です。

  • デビュー作のインパクト(熱量)は越えられない
  • 2冊目以降の依頼が来るか来ないかはデビュー作次第

出版で変わる世界

染谷昌利さん講演のスライド集

  • 親、友人、取引先の対応(見る目)が変わる
  • 仕事の単価を上げられる
  • 次のステージの人脈や仕事が広がる

まとめ:1.5流の実績を積み上げ、組み合わせてブログを書こう

まとめ:1.5流の実績を積み上げ、組み合わせてブログを書こう

 まとめ:グッときたところベスト3

  • 1位:1.5流の組み合わせによる独自性を出す
  • 2位:期限を決めて、それに向かって努力する
  • 3位:10万文字を書ききらない企画は絵に描いた餅

まずは1.5流の実績を積み上げることが大事です。

諦めない。
没頭して続ける。
ひたむきな努力を継続していく。

1.5流のレベルを目指し、積み上げていきます。

「ブログ界の神」に会えて、貴重な1日になりました。

以上です。

P.S. 1.5流のレベルまで努力して、組み合わせます(言うのは簡単です)。

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