文章 本を読む

読書感想文の書き方に悩んだら読む本。【読書感想文】『だれでも書ける最高の読書感想文』齋藤孝【著】

投稿日:2019年3月29日 更新日:

読書感想文

親愛なる君へ

齋藤 孝先生の『だれでも書ける最高の読書感想文』を読みました。

読んだ本は全てブログにアウトプットしておきたいと思っています。
読書感想文としてアウトプットしても、なかなか「うまく書けた」と思えることがないです。
苦手意識も少しあるし、書く前は少し腰が重くなります。
書評の書き方で悩んでいる自分もいます。
そんな自分を助けたくて、この本を手に取りました。

読んでみて最初に感じたことは、「齋藤先生は人をのせるのがうまい」ということです。
この本を読むと「読書感想文なんて楽勝。うまく書く必要なんてないんだ。気持ちでめげるな」と背中を押されます。
「本当にカンタンだ」という気持ちが湧きあがってきます。
考えたこと、思ったことを自由に制限なく文章にする感想文、なんだか楽しい感じがしてきます。
この本は読書感想文の書き方を指南する本です。

こんな人におすすめ

こんな人におすすめ

1.読書感想文の書き方がわからない人。
2.文章力を向上させたい人
3.面白そうな本を知りたい人。

この本を読んで決めたことが一つあります。
それは「絶対に他人の読書感想文を盗まない」です
自分の頭で考えない癖がつくから、これはタブーとして胸に刻みつけました。
盗用は絶対にやらない。
過去にアマゾンのレビューを参考にしたこともあったけれど、書き写したことはありません。

この本の一行一行に意味がつまっているので、無駄なページはないです。

読書感想文、書評の書き方だけでなく、文章力を向上させたいと思う人にも有益です。

自分の心にグッときたところベスト3

第1位 自分が拾い出した「グッときたところ」から、とくにいいと思ったところを三つにしぼりこむ

大事なのは、そこにさらに「自分をかかわらせていく」こと。
たとえばそのひとつが、ベスト3を選出する方法だ。
自分が拾い出した「グッときたところ」から、とくにいいと思ったところを三つにしぼりこむ。つまり、ベスト3を決める。
そしてその言葉なり文章がなぜグッときたのかを書いていく。
そのときに、その三つのうちのどこかに自分自身の体験をまじえていく。
グッときたところは本の中から抜き出したものだから、「引用」です。そればかりを並べたら「引用しているだけじゃないか」と言われかねない。
けれど、そこがとくにいいと三つにしぼりこんだのはきみだ。なぜそこがグッとくるのかも、きみ自身の考えだ。
さらにいえば、自分自身の経験と重ね合わせたエピソードにはきみの個性が出る。自分の感情を軸にした、まぎれもなくきみにしかかけない感想文になります。

この文章を読んでから読書感想文は「グッときたところベスト3」を必ず書くようになりました。
以前はとにかく気に入った箇所を引用していたけれど、本書を読んでベスト3方式を取り入れてからは間違いなく読書感想文が書きやすくなりました。
本を読むときも「グッときたところ」を探しながら読むので、インプットの質が上がりやすくなるおすすめの読み方です。
アウトプットを意識した読み方です
ベスト3という数字も読む人にも書く人にも、多すぎず、少なすぎずで丁度良いです。
引用したい箇所はもっとたくさんあるけれどキリがないので、ベスト3方式がしっくりきています。
他にも感想文を書く方法が満載なので、今後の読書感想文で色々と試してみます。

第2位 「なぜこの本で感想文を書こうと思ったのか」から始める

書き出しの一文に悩んでしまうときは、「なぜこの本で感想文を書こうと思ったのか」から始めるといい。
「なぜこの本を読もうと思ったのか」「なぜこの本を買おうと思ったのか」、そこから書きはじめると、その本と自分との出会いについて自然に書けるというのはすでにわかったね。

書き出しはいつも悩んでしまいます。
基本的には本の概要を紹介しようと思っていましたが、「なぜ」をベースに書き始めることもありだと改めました。

なぜ、本書を読もうと思ったのか。
読書感想文がうまくなりたいからです。

読書感想文はこれからもずっと書いていくつもりです。
本書を読むことは当然のことです。

「なぜ本書を買おうと思ったのか」に答えていくことも、読書感想文が書きやすくする秘訣ですね。

第3位 人は「違い」に目を向けると反応しやすいんだ

①読む前はどういう印象があったか。
②読んでみてどうだったか。
③ターニングポイントになったのはどこ、あるいは何か。

ビフォーアフターに注目するということですね。
違いを比較して文章にする。
これは小説の読書感想文を書くときも役立つと思いました。
「本書のターニングポイントはどこか」を書こうと思いましたが、たくさんありすぎて迷います。
強いていうなら、やはり「グッとくるいい言葉」をさがすというところです。

本は自分だけの言葉を探すために読むのですね。

齋藤 孝 先生の読書感想文が書きたくなるオススメ本

自分の気持ちをのせる本たちです。
面白そうな本がたくさんあります。

スポーツをテーマにした青春小説

  1. 『バッテリー』あさのあつこ
  2. 『サッカーボーイズ』はらだみずき
  3. 『一瞬の風になれ』佐藤多佳子
  4. 『武士道シックスティーン』誉田哲也

音楽家の本

  1.  『僕はいかにして指揮者になったのか』佐渡裕
  2. 『上原ひろみ サマーレインの彼方』神舘和典
  3. 『海峡を渡るバイオリン』陳昌鉉

SFもの、冒険もの

  1. 『海底二万海里』ジュール・ヴェルヌ
  2. 『タイムマシン』H・G・ウェルズ
  3. 『ゲド戦記』ル=グウィン
  4. 『完訳 ギリシア・ローマ神話』トマス・ブルフィンチ

読書案内

  1. 『心と響き合う読書案内』小川洋子
  2. 『12歳からの読書案内』 金原端人 監修
  3. 『「王様のブランチ」のブックガイド200』松田哲夫

短編の名作

  1. 『夢十夜』夏目漱石
  2. 『河童』芥川龍之介
  3. 『鼻』芥川龍之介
  4. 『新樹の言葉』太宰治
  5. 『清兵衛と瓢箪』『小僧の神様』志賀直哉
  6. 『桜の森の満開の下』坂口安吾
  7. 『伊豆の踊子』川端康成

海外の著名作家の短編

  1. 『ハツカネズミと人間』スタインベック
  2. 変身』カフカ
  3. 『O・ヘンリ短編集』O・ヘンリ
  4. 『ハムレット』『マクベス』シェイクスピア

名作の読みがえり版

  1. 『新釈 走れメロス 他四篇』森見登美彦

まるごと読まなくていいもの

  1. 『考えるヒント』小林秀雄
  2. 『もの食う人びと』辺見庸
  3. 『ふるさとの生活』宮本常一

新書

  1. 『世界の国 1位と最下位ー国際情勢の基礎を知ろう』眞淳平
  2. 『世にも美しい数学入門』藤原正彦/小川洋子
  3. 『先生はえらい』内田樹

科学好きな人に

  1. 『ロウソクの科学』ファラデー
  2. 『ぼくらはガリレオ』板倉聖宣

ガツンと胸に刺さる言葉がほしいなら

  1. 『自分の中に毒を持て』岡本太郎
  2. 『夢をつかむイチロー262のメッセージ』

あとがき

本書は読書感想文の座右の書です。
今でも手元に置いて、書き方で迷ったり悩んだりした時は手に取ってページをめくっています。
いろいろな書き方を試してみたいです。

こーいちより

P.S. 本を読んで、グッときたところベスト3を決めてみよう。

関連
成毛眞
書評の書き方、話し方を学ぶ。【読書感想文】『黄金のアウトプット術』成毛 眞【著】

親愛なる君へ 『黄金のアウトプット術』成毛 眞【著】 を読みました。 本書を読んで「とにかくアウトプットせよ」というのが印象的です。 要約すると「みんなインプットしすぎだぜ、インプットばかりしてアウト ...

続きを見る

関連
エッセンシャル思考
本当に重要なことは何かを考え、いちばん大事なことから始める。【読書感想文】『マンガでよくわかるエッセンシャル思考』グレッグ・マキューン【著】

親愛なる君へ 『マンガでよくわかるエッセンシャル思考』グレッグ・マキューン【著】を読みました。 人気のビジネス書『エッセンシャル思考』のマンガ版です。 マンガなので、40分くらいでサクサクと読むことが ...

続きを見る

関連
しつこい女になろう
「しつこい」は褒め言葉。【読書感想文】『「しつこい女」になろう』中谷彰宏【著】

親愛なる君へ 中谷彰宏さんの『「しつこい女」になろう』を読みました。 恋愛の本だけれど、中身は自己啓発書です。 恋愛を通してビジネスについて役に立つことが書かれています。 結論は「明るく爽やかなしつこ ...

続きを見る

関連
ビートたけしのオンナ論
母親と決別することで、何かを始められる。【読書感想文】『ビートたけしのオンナ論』ビートたけし【著】

親愛なる君へ 『ビートたけしのオンナ論』ビートたけし【著】を読みました。 たけしさんの本はどの本もそうだけれど、歯に衣着せぬ表現が気持ちがいい。 切り口も新鮮で、いつも脳に響きます。 本書も女性に対し ...

続きを見る

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2018年12月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新)、午後は本を1冊読み(本4,333冊/漫画1,311冊)、10kmを走り(月150km/サブ4達成 )、子どもとドラクエ11で遊び、ときどき旅をしています。

-文章, 本を読む
-, ,

Copyright© クロニクル , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.